11月5日に田辺哲男プロをスペシャルゲストに迎え、『第7回北部九州真鯛トーナメント秋季一つテンヤ大会』を開催しました。10月22日開催予定でしたが悪天候のため延期してこの日の開催となりました。参加人数は45名でした。
●主催/北部九州真鯛トーナメント実行委員会
●協賛メーカー/ハヤブサ・シマノ・ゴーセン・ジャッカル・ラパラ・エコギア・ヨシダ釣具・グローブライト・ガマカツ・スミス・ヤマシタ・一誠・東邦産業・レイン
午前6時、四季丸、祥季丸、GROOVE、亀吉、EBISUYA、海季丸の6隻で響灘へ向けて出船しました。
この一つテンヤ大会のレギュレーションを少し説明します。
今回より誘導テンヤ及び半誘導テンヤは使用不可。固定式テンヤ、ハイブリッドテンヤのみでワームは使用可。
キーパーサイズ30cm以上の真鯛3匹の総重量。入賞は1位・2位・3位、大物賞、レディース賞を設けています。また今回は20位まで賞品が用意されました。
前日の11月4日は予報通りの大時化。しかし、大会当日の11月5日は波風共に急激に落ちる予報でしたので大会を開催する事となりました。
しかし、当日も午前中は7~8m位の風が吹いていたそうです。
それでも、開始早々に3kgクラスが上がったとの無線が入り、参加者のモチベーションを上げてくれました。ところが後が続かず、よく釣れていた一昨日とは状態が変わって厳しい戦いになりそうです。
各船が苦戦する中、10時50分に潮止まりの下げに入りったところで海季丸では4kgクラスと3kgクラスが立て続けに上がり、船中は盛り上がったようです。
13時30分にストップフィッシングを迎え帰港検量。今回はキーパーサイズ30cm以上の真鯛の総重量だったためか、ゼロ申告の選手もいました。
優勝したのは5.99kgの釣果を上げた榊淳英さんでした。
表彰式では、田辺プロから渡される賞品に参加者の皆様はとても嬉しそうでした。
表彰式後はもちろん田辺プロに一つテンヤについて熱く語ってもらい、さらに北部九州真鯛トーナメントオリジナルTシャツにサイン書いてもらったりと非常に楽しい大会が開催出来ました。
◎《大会結果》◎
優勝 榊淳 英 5.99kg
2位 前田孝宏 5.91kg
3位 加来 太 5.56kg
大物賞 前田孝宏 3.58kg
レディース賞 橋本智加 2.48kg
(敬称略)
優勝者・榊さんの戦略コメント
風も弱まってきたラスト2時間、魚探で確認すると水深60m~65mでボトムより20m上のラインに反応が出ていたものの、潮が緩かったためか3号~5号のテンヤでフォールを意識してやるも全くの無反応。
そこで一度重くしてみようと10号に変更すると着底後バイトがあったので、手返しの効率を上げるため8号のタングステンに変更。
直後に2kgクラス、同じパターンで間もなく3kgクラスがヒット。重いテンヤをドスッと落とし巻き上げるパターンが正解だった。ちなみにこの時間帯、同船者は外道ばかりで真鯛はアタッていなかった。巻き上げのスピードは速め~遅めまで色々と試したが、どのスピードでもアタリがあった。
《榊さんの使用タックル》
竿 | 炎月 一つテンヤマダイスペシャル235H | シマノ |
リール | ステラ4000XG | シマノ |
ライン | ドンぺぺ8 0.6号 | ゴーセン |
リーダー | フロロファイターROOTS X 1.75号 | ゴーセン |
テンヤ | ビンビンテンヤ 8号(チャートグローゴールドフレーク) | ジャッカル |