午前4時半、いつもお世話になっている進鉱渡船に乗り込むと、平日なのでお客さんはまだ少なめです。先日の台風後の海況が気になるところ。
小野船長に挨拶し、希望のポイントを伝えます。私はいつも、「とりあえず足場よく歩き回れるポイント」とだけ伝えてあとは船長にお任せコース。
降りたポイントにはフラットなコンクリートの波止が2本あり、その間は浅いゴロタ浜となっています。そして沖にはストラクチャー。
ここは濁りも無く、薄明るいうち早速キャスト。
タックルはオリムピックの『カラマレッティ86MH』、PE0.6号、リーダーはフロロ1.5号、エギはピンク系の『ダートマックス』から試してみました。
2投目で早速ヒットし、コロッケ(サイズ)より少し大きめをキャッチ。このくらいが今のレギュラーサイズのよう。
しかし、その後はイカパンチが多発したので、緩めのドラグ設定で強すぎないアワセを入れることに。勢い余って強めにあわせるとすぐに身切れです・・・。
エギングは2年ぶりで自信が無かったのですがバラシながらもなんとかキャッチしていくことができました。
朝マズメはアタリが多数あったものの、日が高くなるに釣れアタリが遠のいてきました。そこでキャスト方向を色々変えてみます。まず狙った沖の深場にはイカの気配は無し。
続いて、潮通しのよい浅場にキャストし、ハイピッチダートで誘うとアタリ多発! 次のシャクリを入れた時に「ギュン!」と乗っていました。
しかし、釣れるイカのほとんどが触腕の先だけにカンナが引っ掛かっている状態で、警戒心は強いよう。
スローフォールのエギは、じっと見た後すぐに散っていくほど。「エギを見切っているのではないか?」と思い、今度は沈下速度の速いエギを試してみます。シャクリ後のカウントも短くして、イカがエギを見る間も無いくらい早めのシャクリ&ステイ。
この作戦は的中して浅場でヒットが連発! そして「ギュン!」と今日一番の引き! ところが、抜き上げ途中落としてしまった・・・(泣)。
めげずにストラクチャー周りを攻めていると、再び「ギュン」と強めの引きで、ロッドも良い感じに曲がります。ギュンギュンというイカ独特の引きを楽しみながら慎重に回収し、胴長20cmのトンカツをキャッチ!
それから10時前に磯替えしましたが、今度のポイントは濁りとゴミで1匹も追加ならず。
しかし、この日は常連さんでも一桁釣果でしたが、私はリリース含めると約20パイ。なんと当日の竿頭でした!
ただ、バラシも多数あったので再リベンジする予定です。家島はイカの数が多く、デイエギングが楽しめる最高のポイントです。
《釣行メモ》
釣行日 | 2017年○月○日 |
潮汐 | 大潮 |
満潮 | 09時12分 |
干潮 | 15時30分 |
(姫路) |