2018年の初釣りとして、1月6日に大分県鶴見にある瀬渡し船「速見丸」さんへお邪魔しました。年末年始は大変お客さんも多く、この日も4便ほど船を出したようです。
朝一は2時便だったようですが、私は6時便に乗り込み沖磯へと向かいます。 船は元の間海峡を過ぎた辺りから南へと舵を切り鶴御崎方面へと向かいました。
この鶴見エリアでは「先の瀬」という普段はフカセ釣りが禁止されていて、年始の数日間のみ解禁となるグレパラダイスがあり、皆さんそちらに行かれているためか普段なら上がることのできない様なA級磯も数か所が空いています。
鶴見崎の入り口にある人気磯の「ビシャゴ」も空いていたので、まずは2人組を降ろし、続いて私は速見丸さんの先客がいるA級磯の「長ウド」へ船長の厚意で上げてもらいました。もちろん、先客の邪魔にならないように瀬付けだけさせてもらって、地に近い磯まで移動します。
ここは尾長グレが出ることが多いので、竿はがま磯『マスターモデルⅡ尾長M5.0』を、道糸は粘りのあるサンライン『グレ道』を選びました。
「長ウド」の潮は湧き上がるように複雑な流れを見せていますが、私の釣り座では右からの横流れの潮が左後ろにあるワンドへと差し込んできて非常に釣り辛い状況です。最初はウキを浮かせて釣りをしていましたが、なかなか魚が釣れるタナを掴むことが出来なかったため、釣研『プログレスチヌ・ハイグレード』に変更してゆっくりと沈めていきました。
あて潮なのでラインは常に巻き取る形で張らず緩めずのテンションを掛けます。すると、6m程のタナで足の裏サイズのグレが釣れました。その次には5mのタナでグレが釣れました。 タナが分かったところで、ウキを浮かせてタナをキープしながら釣って匹数を稼ぐのが私の得意パターンなのですが、この日は少し状況が違います。
一度だけスパッと入るアタリがあったのですが、チモト切れを起こしてしまった以外アタリがありません。そこで、再度、ウキを『プログレスチヌ・ハイグレード』に変更して沈めていくと、アタリが出始めました。今日の魚はゆっくりと落ちていくエサにしか興味がないようです。
沈め釣りにて数枚釣れたのち下げ潮が走り出しました。この「長ウド」は上げ潮が有利な釣り場なのですが、私の釣り座では下げ潮の方が沖に出ていくため仕掛けを流し易い状況です。
沈めながら潮に乗せて沖に流していくと竿引きのアタリがあり43cmのグレが掛ります。しばらくして潮が止まりかけるとラインが弾け飛び、42cmのグレが掛りました。
残り時間も僅かとなり片付けに取り掛かろうかと思っていると竿引きのアタリ。強烈な引きを見せますが、『マスターモデルⅡ』の胴を意識したやり取りでスッと上がってきたのは石鯛でした。ハリは飲まれていたのですが、ハリス切れすることなく運よく釣りあげることが出来ました。
残り時間もなくなったため、これで気持ち良く納竿しました。
《マップ》
※マップの釣り場の大まかな場所です。釣れたポイントとは異なります。自己責任の元、十分に注意して釣行してください。
《釣行メモ》
釣行日 | 2018年1月6日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 10時52分 |
干潮 | 03時52分 |
(鶴見大島港) |
《使用タックル》
竿 | がま磯マスターモデルⅡ 尾長M 5.0m | がまかつ |
リール | BB-Xテクニウム2500DXGS LEFT | シマノ |
道糸 | 磯スペシャルグレ道 1.75号 | サンライン |
ハリス | 松田スペシャル競技パワーストリーム 1.5号 | サンライン |
ウキ | プログレスチヌ・ハイグレードS1~S4を使い分け | 釣研 |
ハリ | 競技口太 4号、5号 | がまかつ |
《エサ》
《利用渡船》
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