第8 回 M-1カップ全国チヌ釣り選手権決勝大会(イベント報告)

【釣りぽ編集部】の制作記事。基本的な釣り方や釣り場情報、イベント・キャンペーン情報を中心に紹介。

釣りぽ編集部をフォローする

●主 催/ マルキユー株式会社
●開催日/ 2024年4月4日

大会会場/大分県鶴見

決勝大会参加選手

2024年5月18日(土)~5月19日(日)の2日間にかけて、大分県鶴見でチヌ釣り師の祭典「第8回マルキユーM-1CUP全国チヌ釣り選手権決勝大会」が開催されました。

快晴、微風の好状況で迎えた初日、29名の選手たちは鶴見湾内の10ヶ所の磯に分かれて1回戦へ。

全体的に潮の流れがなく、チヌの動きが鈍い展開となりましたが、一瞬の潮の動きのタイミングにエサと釣り方がマッチした釣り人が辛勝しました。

2回戦は潮変わりのタイミングと重なったおかげか、場所ムラがありながらもチヌのアタリが頻発しました。その中でも「白崎1番」では、黒川岳彦選手(東北地区)が9匹、15kgオーバーもの爆発的な釣果を得ることができました。

大会2日目の準決勝は、6名の選手が3ヶ所で釣技を競い合いました。2回戦後の再抽選で決まった対戦組み合わせは黒川岳彦選手と小嶋成己選手、児嶋秀一選手と木下慎也選手、宮原 浩選手と副 洋祐選手。

その結果、小嶋成己選手(関西·瀬戸内地区)、木下慎也選手(関西·瀬戸内地区)、宮原 浩選手(シード前回優勝)が決勝戦へと勝ち上がりました。

決勝戦進出した3選手

決勝戦会場は「白崎1番」で釣座を時計回りに移動しながらの3ラウンドで順位が決まります。

第1ラウンドでは魚の反応がなく、3選手ともチヌを得ず。

続いての第2ラウンドで木下選手が念願のチヌをキャッチ。それに小嶋選手が続きました。

第3ラウンドでは木下選手が2匹目をキャッチして、他の2選手をリード。その後、前回優勝の宮原選手が1匹目をキャッチ。1匹差で全員に優勝の可能性を残したまま試合が進行。

チヌを追加して引き離したい宮原選手も、1匹追加すれば追いつく可能性のある小嶋選手と宮原選手も最後まで集中した釣りを展開。しかし、その後は3選手ともにチヌが出ず、木下選手が2匹、2,600gで逃げ切り勝利を決めました。

チヌを取り込み木下選手
決勝戦での釣果

《大会結果》

左から 2位 宮原選手、優勝 木下選手、3位 小嶋選手
順位選手名
優勝木下 慎也
2位宮原 浩
3位小嶋 成己
4位児嶋 秀一
5位副 洋祐
6位黒川 岳彦

優勝 木下選手インタビュー

1回戦から決勝戦まで反応がよかった付けエサは「食い渋りイエロー」でした。

M-1の全国大会での出場は今回で5回目。念願のタイトルを獲得できて、とてもうれしいです。普段は釣りのことを何も言わない妻から、「日本一になって帰って来なさい」とメッセージがあり、それが力になりました。とても感謝しています。

木下選手の仕掛け

竿:チヌ竿1号-5.3m、リール:レバーブレーキ付きスピニングリール3000番、道糸:ナイロン 1.75号、ハリス:フロロ1.7号-5m、ウキ:円錐ウキ0シブ、ハリ:チヌバリ1号、ガン玉:G3〜5(状況に応じる)

支給配合エサ

・ニューチヌパワーダッシュ
・チヌパワームギスペシャル
・爆寄せチヌ
※ブレンド・調整材 ムギコーンスペシャル

支給付けエサ

・くわせオキアミ食い込みイエロー(L)
・くわせオキアミスペシャル(L)
・くわせオキアミスーパーハード(L)
・高集魚レッド
・食い渋りイエロー
・アピールホワイト
・荒食いブラウン
・特鮮むきエビ

タイトルとURLをコピーしました