海上釣り堀で選抜3チームでサクラマス&トラウトサーモンバトル釣行記/海の釣堀 海恵(兵庫県姫路市家島)

(もり まさひこ)ホームグラウンドは姫路。エサ釣り、ルアー、船、渓流など、さまざまな釣りを楽しんでいる。オーシャンルーラーマエストロ

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〇はじめに

今回は、4月中旬に「チームHARAHARA」4名、「イエローソルト」4名、「釣りサムライ&クノイチ」4名の仲良し選抜チーム構成で、 最盛期となったサクラマス&トラウトサーモンを狙って海上釣り堀「海の釣堀 海恵」に釣行してみました。

どのチームも、エサ釣りやルアー釣りの達人メンバー揃い。選抜チームの名誉を掛けて、はたしてどのチームに軍配が上がるか楽しみです。

海恵丸を待つ
網干港で送迎船「海恵丸」を待つ各チームの仲良し釣友たち

〇釣りエサは、3種の神器で!

「海の釣堀 海恵」には、出船して約30分で到着。午前8時ジャストに釣り開始のアナウンスがあり、いよいよ釣りバトルがスタートとなりました。

まずは、全員定番のエサのオキアミを抱き合わせにして、ジグヘッド仕掛けでスタートです。

開始早々、仕掛けのフロロラインがゆっくりと沈下してと、水深3.5mラインでいきなりイトフケが生じる食い上げアタリが続出!

海上釣り堀のエサ オキアミ キビナゴ ブドウムシ
当日使用したエサ

〇グッドサイズが続々ヒット!

私は、中イケス中央に仕掛けを投入し、ボトムまで一気に沈めてて巻き上げてレンジを探ります。すると、かすかな重み! サオ先に聞きアワセをとると「ググッ、ググッ!」と、サグリ竿のグラスソリッドのサオ先か引き込まれます。

うわさ通りひと回り大きくなったサクラマスのファイトはなかなかです。

「まずは1匹目」と慎重に浮かせてくると海面に姿を現しますが、2度3度と首を振り、取り込みをてこずらせます。5回目のラストファイトを見せ、ようやく丸々と太ったナイスボデイーのグッドサイズをネットイン。

周りのメンバーも次々にヒットさせて行きます。負けていられません。

恒例のモーニングラッシュのスタートです。このお祭り騒ぎに、いかに乗り切るかが目標ノルマ釣果のカギとなるため各チームは、ヒットレンジを共有し、無駄のない一連動作の釣りに徹します。

仲間がサクラマスをネットインするたびに、元気とやる気を譲り受けながら、さらにアタリに集中します。

ラッキーなことに私は、釣りスタートと同時に約30分で5匹を取り込むことが出来ました。もうひと休みです。

釣り堀のサクラマス
丸々としたサクラマス

〇朝イチは、ジグヘッド仕掛けの「チョン、チョン!」サソイアクションで攻略。

朝イチは、水深3.5mで食いアタリが続出しましたが、40分もすればアタリは激減しだします。

そんな時は、水深7mラインまで沈め、常にアクションを加えて誘発するジグヘッドの動きをプレゼンテーションします。もちろん、フリーフォール&カーブフォール中にヒットすることもあります。 

試行錯誤の各人各様の釣りが展開されます。

海恵のサクラマス
ネットマンのコクピット ダーリンとサピちゃんは、絶妙コンビ

手前の潮上ポイントをフリーフォールで3匹目をゲットしたサピちゃんは、ラインテンションとイトフケに集中し、ジグヘッドに時折シェイクを掛けて、スイミングを入れて釣果を伸ばします。

サクラマスのダブルヒット
いつもの友情コンビで同サイズゲット

車いすで参戦した、友情コンビは、ショートロッドで潮下からテンション・ホールで回遊レンジを探り、連発するアタリにご機嫌ムードです。

好釣果の塩野隊長
塩野隊長は、爆釣ムード!

一方、潮流れの横エリアを陣取った、塩野隊長は、カーブフォールからトゥイッチを掛けて、アクションバイトを誘発し、もうすでにツ抜け(二桁釣果)達成寸前です。

菅野シェフとソイ
菅野シェフは、ソイ狙いが大成功!

マイポイント・エリアを釣友譲った菅野シェフは2匹ほどサクラマスを釣り上げたのちは、コーナー脇を狙ってキビナゴをエサにサグリ仕掛けでソイを連発ヒット。これも有り!の楽しみ方です。

〇ジグヘッド装着でお隣りイケスは、若手が爆釣ムード。

サクラマスを釣ったエース
チーム切ってのエースは、幅広いグッド・サイズは8匹目!

ジグヘッドでガンガン釣り上げ、軽く13匹をゲットし余裕で見釣りを楽しむ、絶好調の彼は、「編子レンズは必須ですよ!」と、さすがに通い慣れた口調で笑みを浮かべて答えてくれます。

やっぱり釣るね!このコンビ! ツ抜け寸前

静かに、そして、したたかな釣りを展開するこのコンビは、スカリを見ると好釣果。師匠(ハラハイズム)のテクニックを引き継ぎ、粘り強い、時間差による回遊レンジを見極めて、

小刻みなGO&STOPアクションで本日のヒットパターンを見つけたようです。

原会長は、7匹目

BOOSリーダーの原会長は、チームメンバーの釣果を横目に「まずまず・ですよ!」と、若手に釣り座を譲り、あえて逆光の不利な釣り座に自ら位置しながらも、いきなり目前でヒットさせ、誘い釣りのテクを見せつけてくれました。

〇ガチャイケスは、高級五目魚満載!しかし?

海の釣り堀海恵で釣れたマダイ
いきなりタイにエサを取られた久谷ちゃん

2度目のサクラマスの放流も終わり、食い渋りが続く中。相棒の久谷ちゃんと、チケットを購入して「ガチャイケス」にチャレンジしてみることにしました。

無料お土産フィッシュのヒラメをキープしている彼にとっても私にとっても、夕食用の具材としてもう一種類欲しいところ。

午前11時30分よりオープンしたガチャイケスには、ヒラメ、クエ、ドデカトラウト・サーモン、メジロ、マダイが放流されており、上層は、トラウト・サーモン、中層はメジロが回遊し、ネット際にはヒラメ・クエの姿が目視で確認できます。

まさに、高級魚パラダイスです。

タックルを持ち替え、青物を狙って期待ワクワクでイワシの切り身を付けてイケス中央に、第1投した久谷ちゃんにマダイの猛攻撃にあったてしまいます。周りの15名近くの釣り人さんもマダイに悩まされて青物が釣れません。

久谷ちゃんは、予想外のマダイを釣り上げて一気に消沈ムード。

マダイを持つ筆者
私も同様、タイの猛攻撃!

海恵社長のアナウンス通り、マダイの攻撃をかわして青物の回遊するレンジを狙いますが、私にもターゲット・フィシュを大きく外したマダイがヒット! 残念! ちょっと悔しい気持ちは隠せません。

少し時間を置いて、キャストスペースが開けてきた頃を見計らい、残りのチケットを係員のお嬢さんに渡してラストチャンスでスプーンでトラウトサーモンを狙ってみることに。

  

海恵 大型トラウトサーモン
スプーンに変えてトラウトサーモンゲット!

すると、キャストしてワントゥイッチ入れた途端にひったくるアタリ! ドデカトラウトサーモンがミラクルヒット! ヒット!です。

かなりの重量感ある引きとトルクフルなファイトはたまりません。取り込みにもたもたしていると、見るに見かねたコックピット ダーリンが駆け寄ってきてキャリアあるネットインサポートでようやく御用! 彼の機転の利く行動には感謝です。

彼に助けられて「まあいいか!」と、釣り座へ戻ると、釣り終了時刻まであとわずか。本日の3魚種めゲットを期に潔く納竿とすることにしました。

とにかく、ライトロッドでヒットすればスリルあるやり取りが魅力のサーモンフィッシングは、エキサイティングフィッシングゲームの最高峰でした。

私の釣果は、サクラマス6匹と別途マダイ、トラウトサーモン各1匹。家族には、十分な釣果となりました。

竿頭は、13匹と12匹と競り合い。各チームの釣果は上々でその結果、予想通り海上釣り堀を熟知した「チームHARAHARA」が4人でトータル43匹でウイナーチームとなりました。やはり彼らはすごい!

また、海恵スタッフの話だと一般イケスでは、大ヒラマサが続々上がっているようです。私的には、大物釣りは体力的にも料理観点からも大の苦手ですが、次回の釣行は、人生最後の大物一発勝負に挑戦してみようかな?と、

考えさせられるひとコマも有り、次回の釣行に期待の持てる半日となりました。

〇お土産は、七福神(7品種より1新種選択)ランキング!

無料お土産は、七福神にちなんで、「ウナギのかば焼き、シマアジ、サーモン、ヒラメ、カツオのたたき、車エビ、3枚おろし無料」とバラエティーな中、私は、福禄寿のシマアジを選択しました。

釣友は、無料お土産にプラスして、アオリイカやカキ、海苔など……とある中、大粒牡蠣約2kgを追加購入してクーラーは満杯状態。

海恵の牡蠣
ズシリと重い購入お土産は、大粒牡蠣も

〇夕飯を飾ったトラウトサーモン、シマアジ、タイのお刺身。

帰宅後マダイ、トラウトサーモン、シマアジの各1匹づつを調理しましたが、家族6人分の料理を終え、定番のマダイは、下処理にややてこずるリスクを負いましたが甘くてプリプリ。ナイスボディーのトラウトサーモンは、油がのって絶品でした。

また、私好みのシマアジは、内臓処理もしやすく上品な味覚に大大満足。思わず「ヤミー!」と、つぶやいてしまいました。おかげで家族の笑顔も沢山もらうことが出来ました。

海上釣り堀の魚の刺身
サーモンとシマアジの刺し身

またの釣行が楽しみです。

   

《釣行メモ》

釣行日 2024年4月13日
潮汐 中潮
 満潮  12時22分
 干潮  09時15分
(姫路港)

釣り場/海の釣り堀 海恵

《使用タックル》

竿 ミャク釣り、海上釣り堀ザオ 3.5~5.2m(改良穂先ZOOM)
リール ベイトリール(カウンター付き)
道糸 フロロ 3号
ハリス  フロロ2.5号
ハリ  ジグヘッド

《エサ》

サシエ  オキアミ、キビナゴ、ブドウ虫など
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