シマノ NEW【極翔 硬調 黒鯛】を徹底紹介/大知昭&百合野 崇

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極翔 硬調 黒鯛 号数の使い分け

06号

大知 昭「瀬戸内でも外海でも使えるオールマイティーロッドかな。自分の感触では1号クラスのパワーですね。全体的に張りがあるけど、きれいな曲がりのおかげで、しっかりタメたキャストで遠投もこなせます。近距離のキャストコントロールは秀逸ですね。きれいに決まります。穂先の軽さで繊細な釣りもできます。自分は内海なら複雑な地形の場所、潮の流れのある場所で使いますね。外海でも比較的オープンな場所なら50オーバーがきても問題なしです」

百合野 崇「内海でも外海でもチヌを狙うならどこでも使える、使い手を選ばないロッドという感じです。遠投もできるし、繊細な釣りも可能です。不意の大物にも対処しやすい。特にグレもチヌも釣っているという方におすすめです。硬調だからグレ竿っぽい感覚で軽快に使えるのに、魚が掛かるとしっかり胴まで曲がる。チヌ釣りの楽しさが味わえる1本ですね」

極翔硬調黒鯛でキャスト
06号でのキャスト。「重いウキでも投げやすい」(大知)
極翔硬調黒鯛06号
06号で40センチオーバーのチヌとのやり取り。「余裕のある感じがすごい」(百合野)
大知昭とチヌ
06号で釣り上げた45センチ。余裕を持って寄せてきた
百合野崇とチヌ
「内海での釣りは06号があれば十分な感じですね」(百合野)

1号

大知 昭「前モデルは55cmクラスにも対応できるって感じだったけど、今モデルはそれ以上も可能と言えますね。1号ってチヌ竿ではスタンダードモデルですが、この1本はちょっと別ものですね。ハリスは2号まで使えるので、パワーファイトもこなせます。掛けた魚をとにかく早く浮かせたい、大型を狙いたいけど、できるだけ軽い竿で挑みたいというときに最適ですね」

百合野 崇「障害物だらけのところでアベレージ50cmクラスが食ってくるフィールドに向いています。これまではそういう場所では『鱗海』シリーズでも1.2号や1.5号を使うことが多かったですし、前モデルなら1.5号でしたが、ニューモデルなら1号で対処できます。号数が抑えられるメリットは竿の軽さ。わずか5〜10g程度の差でも、竿って繰り返し振っていると疲労度がけっこう違うんですよ」

極翔1号でキャスト
1号でのキャスト。「少し強めの振り込みに慣れれば、かなりの飛距離がでそう」(百合野)
極翔1号で竿曲げ
1号で40センチのチヌとやり取り。強めに竿を曲げると、沖の水面にチヌが浮いた

1.5号

大知 昭「毎年挑んでいる御荘湾のロクマルオーバーのチヌに早く使いたいと思っている1本ですね。前モデルでも何匹もロクマルクラスを取り込みましたが、今モデルはやり取りをより強力にサポートしてくれるでしょう。重みが乗ってきたときの3番と胴元の強さが別ものの強さですからね。大型のチヌを狙うときに、グレやブダイ、マダイなど大きめの魚が食ってくる中で手返しよく釣るのにも最適な1本ですね」

百合野 崇「まだ釣ったことはないですが、ロクマルと渡り合えるパワーを持つ1本です。硬調なのに胴調子に仕上げて、しかもこの軽さでここまで強い竿を作れるのか……と思ったほどです。操作性は軽快なのに魚を掛けて曲げたときは余裕たっぷり。このギャップにびっくりです。強烈な引きを持つ海外のシロチヌ釣りにも使ってみたいです」

次ページでは新旧【極翔 硬調 黒鯛】の曲がりを比較!

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