8月に発足した「岡山ふかせ釣り愛好会」の第2回目となる親睦大会を、2019年12月1日に下津井沖は本島、広島方面にて開催いたしました。
役員兼選手として参加しましたが、現在の瀬戸内のチヌ釣りは下津井に限らず、牛窓、宇野沖も状況は芳しいとは言えず、海水温も高く、まだまだ秋の装いを感じさせる海であると情報を得ていました。
さて、私は広島の「青木の丸岩」に渡硝したのですが、初めての釣り場であり、どう攻めていいやら皆目見当がつきません。
が、見た目は遠浅の砂地っぽく所々にシモリが点在しています。
20m沖のカケアガリ付近に狙いを定め、マキエを集中して打ちます。
アタリがないままエサが取られる中、海をよく観察すると、海面の色が変わるほどのフグの大群! 道糸を辿る様にこぼれたマキエを補食しています。
「こりゃ、たまらん❗」
と思った私は超ド遠投で応戦します。
普段から、マキエは遠投に対応出来る仕様に仕上げています。
しばらくは手のひら、足裏サイズのタイが遊んでくれるのですが、肝心な本命・チヌからのアクセスはありません。
8時半頃、本命とわかるアタリが! かなり大きいとわかってから、慎重に慎重に引きを楽しみながら寄せてきたのですが、手前のシモリに触れてハリスがプッツンでした(泣)
後から思うとコイツが一番デカかったと思える感触でした。
しばらく沈黙状態が続き、10時頃、竿先迄伝わるアタリがあり、これを機にチヌ祭りが始まりました。
まず上がってきたのは45cmを越えるチヌ、次に30cm程とダウンするものの、そこから40cmがらみが連発! 結局1時間の時合で、40cmオーバー5尾、30cm程を3尾取り込みました。
しかし、その後は一切アタリがなく納竿となりました。
まだまだ、水温の高い状況が続きそうな天候ですけど、越冬に備えるチヌが荒食いを始め、パワフルな引きを楽しませてくれる時期がやっと迎えらたのでしょうか?
今回のポイントは、サシエが残る場所までのド遠投と、ゆるーい当て潮味方になってくれたのと、道糸で使用していた東レ『銀鱗 SS アイサイト』がフグには見えず噛られてなかったのも勝因の一つでした。
釣行日 | 2019年12月1日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 14時22分 |
干潮 | 07時36分 |
(与島) |
《使用タックル》
竿 | がま磯 アテンダー2 1号-5.0 | がまかつ |
リール | BB-Xテクニウム2500 | シマノ |
道糸 | 銀鱗 スーパーストロング アイサイト 1.5号 | 東レ |
ハリス | トヨフロン スーパーL EX ハイパー 1.5号 | 東レ |
ウキ | ド遠投NEO B | 釣研 |
ハリ |
チヌR 3号 |
がまかつ |