カレイ五目のちボートロックタイラバ
本日は午前中はカレイ五目で、昼からボートロックタイラバに行きました。午前中のカレイ五目は数は出るものの型が非常に小さく、40センチオーバーは船中1枚でした。
カレイが不調に終わったため、その後沖五目に移行したものの、エゾメバルの産卵時期及びオキアミ類がベイトで飽食状態であり、魚がリアクションバイト以外反応しないような状態でしたが、そのような状態でもなんとか活性が高い魚を拾い、ある程度の数を揃えました。
昼からはボートロックタイラバ。こちらは前日に50センチオーバーが多数出ていて期待十分でしたが、結局本日は50センチオーバーが出ず、最大49センチのアイナメでした。ソイも40センチちょっとが最大で、特に大型が出たというわけではありませんでした。
しかし、数はアイナメ、ソイなどを合わせて50匹以上釣れて大変楽しめました。特にタイラバは継続的にアタリがあり、またキャストしての横引きにも魚がよく反応し楽しめました。特にクロソイが水面まで追いかけて来てバイトしたのがびっくりしました。
今回は、いつものカジカ(トゲカジカやギスカジカなど)ではなく、トウベツカジカというオコゼにそっくりな魚をタイラバで釣れたのが収穫でした。いつもワームにヒットするも、タイラバでのヒットはほぼないような魚なので釣れてよかったです(食味も最高です)。
今回もいろいろと検証できたので、また、北海道のタイラバやインチクなどの普及に努めていきたいと思います。
これから数も型も狙えるアイナメ
北海道の魚について
北海道にはカジカというマゴチとカサゴを足して2で割ったような不思議な魚がいます。カジカの中には鍋に入れると「鍋壊し」という異名を持つ種類もいて、大きなカジカは喜ばれます。
ただ。カレイやイカ釣りなどでは外道としてよく登場し煙たがられています。
写真でタイラバを咥えているのがトウベツカジカ(歯が鋭く、クエのように獲物が口に入ったら逃げられないようになっている。)、口を魚ばさみで挟まれているのがトゲカジカ(別名鍋壊し)です。
トゲカジカ(別名鍋壊し)がタイラバにヒット
歯が鋭いトウベツカジカ
エゾメバルの産卵は6月末には終わり、7月からは荒食いが始まって非常に楽しめるタイラバターゲットになります。ボートロックではアイナメが数も型も出るようになるので、こちらも非常に楽しみな釣り物になります。
写真の黄色のソイはシマゾイで、ソイ類の中では、かなり美味しい魚ですが、太平洋側には数が少なく、積丹半島には多いそうです。
ソイの中でも美味なシマゾイ
《釣行メモ》
《使用タックル》