対馬 ロクマルチヌチャンレンジツアー/対馬(長崎県対馬市)

幼少の頃に近くの川でのハヤ釣りに始まり、中学生頃から漫画釣りキチ三平に影響されてクリークでのヘラブナ釣りやライギョのルアー釣りにハマる。27歳頃から磯釣り道に入って約28年。もっぱらのターゲットはグレ、チヌ、石鯛。年間釣行は40日以上。GFG佐賀県支部長。G杯チヌ全国大会2011、2013の2回出場。

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○釣行日/2022年8月12日


 「お盆休みの8/11~13日に、長崎県の対馬へ行きませんか?」と釣友の百合野くんと世良田くんに誘われ、私自身初となる対馬にロクマルチヌ・チャレンジツアーへと行ってきました。

対馬といえばお隣の韓国に近く、観光客や釣り客もほとんどが韓国人だというイメージがありましたが、昨今のコロナ禍のためか?韓国からの渡航者もおらず、島はとてものどかな雰囲気でした。

初日はレンタカーを借り観光がてらに海岸線を見て回り、釣りが出来そうな護岸で竿を出しましたが、流石のチヌ師の若者二人にだけ良型のチヌが釣れました。                   

翌2日目は、対馬の釣具店アングルでエサを調達し、急遽三人で話し合った結果…瀬渡し「釣の家」を紹介してもらい、渡船を利用して磯へ行くこととしました。

ただ、当日は大潮の高潮に加え満潮が10時頃のため、潮が下がってから上がれる場所へお昼ごろに上げてもらいました。

釣の家 対馬

早速コマセを打って釣り始めると、いきなり世良田くんのラインが弾け飛び、止まらない突っ込みにドラグがジージー鳴り3号ハリスをプッツリと切られました。

隣から、魚の突っ込みを見てた限りでは巨大なマダイかヘダイみたいな感じでしたが、その後も百合野くんと世良田くんは50㎝前後のチヌを次から次へと釣り上げました。中には名手の百合野くんでさえ止めきれない大物をバラしています。

大型チヌと百合野さん
百合野さん
大型チヌと世良田さん
世良田さん

対馬のチヌを少々舐めていた私はハリス2号までしか持ってきていませんでしたが、なぜか? 細ハリスなのに私にだけアタリません(泣)。

それを見兼ねた世良田くんが場所を譲ってくれ、そこで釣ると・・・やっと私にも来ました。しかし、この魚が止まりません。

先程の百合野くんや世良田くんがバラシた魚と同じ引きです。まるで尾長グレのような突っ込みに、レバーブレーキの逆転で何度も耐え、なんとか浮き上がらせたのは本命のチヌでした。

タモインし検測してみると55.6㎝! 以前、私のレコードでもある56㎝のチヌを釣ったこともありますが、とても比べ物にならない引きでした。

55センチのチヌ
チヌを持つ筆者
対馬のチヌと筆者

その後、51㎝のチヌも釣りましたがパワーが段違いでした。ここ対馬では50㎝以下はメイタと呼ぶそうです(笑)。

釣ってはリリースを繰り返す百合野くんも世良田くんも50㎝オーバーを10枚以上は釣っていましたが、ロクマルチヌはおろか私の55㎝を上回るチヌを見ることはできませんでした。

翌3日目も正午まで釣の家の瀬渡しにお世話になりましたが、三人とも状況に恵まれなかったためか?前日のような大釣りとはならず、楽しかった対馬を後にしました。

このご時世、本土から釣行するには時間的にも金銭的にもそう簡単には行くことが出来ない対馬ですが、それだけ魚影が濃くロクマルチヌを狙って釣ることが出来る唯一の島だと実感しました。

大型チヌを持つ筆者

 

 

《釣行メモ》

釣行日 2022年8月11日〜13日
潮汐 中潮
 満潮  08時57分
 干潮  15時08分
  (対馬/12日)

《使用タックル》

竿 がま磯スーパープレシード ロングスペシャル 1-58(がまかつ
リール BB-Xハイパーフォース2500DXXG(シマノ
道糸 リミテッドプロG5+PEサスペンド 1.0号(シマノ
ハリス ジョイナーV2.0号(ダイヤフィッシング
ウキ 大征黒 00号(釣研
ハリ チヌR 3号、チヌエース3号(がまかつ

 

《使用したエサ》

サシエ 食い渋りイエロー、荒食いブラウン、高集魚レッド、オキアミボイルL(マルキユー
マキエ ニューチヌパワーダッシュ×1袋、チヌパワー激濁り×1袋、チヌパワームギSP×1袋(マルキユー)、ムギ1袋、オキアミ3kg

 

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