●主催/日本グレトーナメント実行委員会
●共催/大阪府磯釣連合会
2017年12月2日、3日の2日間に渡って、和歌山県那智勝浦の磯で『第15回 日本グレトーナメント 全国決勝大会』が開催されました。
今大会は700名近いエントリーがあり、全国15会場から予選通過した72名の選手が優勝を目指して2日間戦いました。
1回戦〜2回戦
初日の1回戦は3人1組(計24組)に分かれての対戦で各組1名が勝ち上がり。その後に行われた2回戦も3人1組(計8組)に分かれて対戦しました。
全体的にグレは食い渋っていて釣果ゼロの選手もいる中、2試合で釣果を伸ばした2回戦各組1位の8名がまず2日目に行われる準々決勝進出を決めました。
また2回戦で敗退した選手の中で重量の多かった4名がワイルドカードとして準々決勝に進出しました。
準々決勝〜準決勝
準々決勝に進出を決めたのは、濱田竜也選手、河西雄一選手、串 大樹選手、西 達也選手、池田翔悟選手、中後昌佳選手、田揚清明選手、山田富士選手、生駒浩史選手、上田秦大選手、藤井孝男選手、葛原 勉選手の12名。
3名1組での対戦の結果、濱田選手、池田選手、上田選手、田揚選手の4名が準決勝進出を決められました。
準決勝は2人での対戦。濱田選手と池田選手は「チョウシ」で、上田選手と田揚選手は「内ヨセダ」で対戦。その結果、濱田選手と上田選手の2名が決勝戦への進出を決めました。惜しくも敗れた池田選手と田揚選手は3位決定戦にまわりました。
決勝戦/3位決定戦
決勝戦は開始直後から上田選手のマキエにグレが反応。上田選手がコッパグレを効率よく拾っていくのに対し、濱田選手は先端のサラシ際を丹念に探っていきます。上田選手が4〜5匹キャッチした頃に濱田選手がキッカーとなる35cmほどの610gを玉網入れ。
数を釣る上田選手に対して、濱田選手が良型を拾っていく見ごたえのある展開となりました。
試合を終えての検量の結果、濱田選手が3,260gに対して上田選手は2,670g。激戦を制して濱田選手が栄冠を手にされました。
3位決定戦は池田選手が匹数・重量ともに圧倒して3位入賞を決めました。
2日間に渡り参加された選手の皆様、役員の皆様お疲れ様でした。また、協賛して頂いた各メーカー様、清丸渡船様、有り難う御座いました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
《報告/日本グレトーナメント実行委員》
試合中の濱田選手
◎《大会結果》◎
優勝 濱田竜也
2位 上田泰大
3位 池田翔悟
(敬称略)