50cmオーバーの大型もヒットするポイント
2017年6月24日、山口県角島の尾山漁港に釣友の本田くん、大西くんと過去にこの島で60cmUPを釣ったことがある木村くん、そして私の4人で調査に行ってきました。
角島はコバルトブルーの海と白い砂浜が美しく映画やテレビのロケ地として有名な観光地ですが、地元ではロクマルチヌが期待できる(実際に釣れている)釣り場としてチヌ釣り師の間では違う意味でも有名です。
日本海側ということもあり瀬戸内に比べるとチヌの魚影は劣りますが、釣れるサイズは平均して良型なので地元の釣具店などで開催されるチヌ釣りダービーで上位のチヌはここで釣られていることが多かったりします。
今回出向いた角島の釣り場は最も手軽に竿出しできる尾山漁港の短波止です。(角島内には釣り禁止エリアがあるので気をつけて下さい)。
釣り場についてすぐ波止の際を覗き込むと、良型のチヌはもちろん、25cmオーバーのクロや、40cm軽く超えたイシダイまでが見えます。期待せずにはいられません。
この波止の常連でもある木村くんの見解は「この波止は、先端よりも真ん中付近の方が若干水深もあり釣果もよい」とのことです。 また波止の所々に潮が行き来する小さなスリットがあり、そのスリットの沖がポイントになるそうです。
沖は白い砂地と岩礁が5:5の割合で広範囲に仕掛けを這わせるなどの釣り方はしにくいですが、透明度が高い海域なので、水深が5m以上でも砂地の部分が偏光サングラスさえ有ればはっきり分かるため狙いは絞りやすいとのことです。
4人で並んで竿出し。波止の根元から先端までほぼ沖は見た目の状況が一緒なのでどこでもアタるかもなと思いましたが、アタリはやっぱり波止のセンターに集中しました。
釣果のほうは、私は可愛いチヌ1匹と貧果でしたが、良型のチヌを連発した本田くんに、この50cmオーバーの最大級のチヌを釣った大西くんが笑顔を見せました。
例年にくらべると時期も早く短時間でしたが、予想を上回る釣果で夏期は、安定した釣果が得られると思います。
この波止に限らずこのエリアは透明度が高い分、魚も警戒心も強いため少し遠投で釣られたほうがよいでしょう。また仕掛けをカモフラージュでき、チヌの警戒心を解くこともできる濁りが強めな配合エサをおすすめします。
《マップ》
※マップの釣り場の大まかな場所です。釣れたポイントとは異なります。自己責任の元、十分に注意して釣行してください。
《釣行メモ》
釣行日 | 2017年6月24日 |
潮汐 | 大潮 |
満潮 | 09時53分 |
干潮 | 16時42分 |
(特牛) |
《使用タックル》
竿 | 鱗海スペシャル00号 530 | シマノ |
リール | BB-Xテクニウム SUTブレーキタイプ 2500DXG S LEFT | シマノ |
道糸 | 鱗海 ハイパーリペルα ナイロン ZEROフロート1.5号 | シマノ |
ハリス | ファイアブラッド EX FLUORO HARD-TIDE 1.5号 | シマノ |
ウキ | 鱗海 ZEROPIT 遠投SP 00 | シマノ |
ナビ | FIRE BLOOD ナビストッパー (サルカンで止める) | シマノ |
ハリ | 勝負ちぬ ネリエ&コーン 1~3号 | 金龍鉤 |