海上釣り堀サムライがサーモン(サクラマス)に挑戦記!/海の釣堀 海恵(兵庫県家島)

(もり まさひこ)ホームグラウンドは姫路。エサ釣り、ルアー、船、渓流など、さまざまな釣りを楽しんでいる。オーシャンルーラーマエストロ

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〇はじめに

1月15日よりサーモン・コーナーがオープンした瀬戸内屈指の海上釣り堀「海の釣堀 海恵」に、愉快な釣り仲間の「海上釣り堀サムライ」を率いて釣行してみました。

当日は、不運にも大寒波到来。早朝の気温はマイナス3度と冷え込み、指先もかじかむような底冷えの寒さの中、さて、海上釣り堀サムライたちはいかなる作戦でサーモン(サクラマス)を攻略するのでしょうか。

〇さあ! 出船!

午前6時過ぎ。東の空が朝焼けに染まる頃、姫路市 網干港の海恵専用駐車場に集合した釣り掘りサムライは、「ルアー釣り」・「エサ釣り」の2釣法の2グループに別れ釣果を占う作戦会議にかかります。

今年初めてのグループ釣行だけに、各人各様の挑戦意欲や期待も様々。近況釣行エピソードの会話も弾む中、いよいよ足元を気にしながら凍ったデッキの送迎船に乗船となります。

〇いきなり、サービスマダイがヒット!

30分程で海上釣り堀の現地に到着すると、親切な海恵スタッフがクーラーの積み下ろし作業をして下さり、歓迎の言葉をかけて下さいます。いつもながらの気持ちが良く誠意ある対応には、思わず「お世話になります!」の言葉が出てしまいます。

団体優先のアナウンスで1番に呼ばれると、係員の指示で12番と13番のイケスに案内されます。その後はグループに別れて釣り座を決定し、マイペースで早速タックル準備にかかります。

午前8時に海恵オーナーの一斉入竿のアナウンスが流れ、いよいよ釣りスタート! 私は、サグリザオにオキアミ(スタンダード)を付けて、水深8m〜6mラインをゆっくりとサソイ上げてアタリダナを探る作戦を試みます。

しかし、全くアタリはありません。釣友も同様のようです。やはり、ここ3日間の寒気のため水温が急低下したことが影響しているのでしょうか?

エサを水中で切り、オキアミ(イエロー)で同様にサソイ上げて、止めてアタリを待ってみます。すると、いきなりグラスソリッドの穂先に食いアタリが出ました。「来た!」と瞬時にアワセをとると1番ヒット!

でも、何やら段々引きの引き込みアタリ? 予想は的中! サービスマダイの登場です。お手頃サイズの選りすぐりの綺麗なマダイがファーストフィッシュとして歓迎してくれました。

海恵で釣れたマダイ

〇ようやく、本命がヒット!

まわりのイケスを見渡しても、普段は朝イチに見られるモーニングダッシュで盛り上がる光景はどのイカダもうかがえません。サービスマダイの釣果で時折サオが曲がるだけです。

ここで作戦変更です。エサのオキアミ2種類を交互に抱き合わせして、「イエローでアピール&スタンダードで食わせ!」のスローフォールの釣りにチェンジしてみることにします。すると、瞬時に沈下するラインが止まり、口火を切ったサクラマスがヒット!

確かにサーモン(サクラマス)のトルクフルな引きです。やはり、低水温時のヒットパターンのようです。慎重にイナシて1匹目の本命をキャッチすることができました。

また、キビナゴ(小)の1匹掛けを試して見ると、ボトムからのサソイ上げ&ストップのアクションに反応して2匹目がヒットし、2匹・3匹と釣果を伸ばすことができました。

海恵 サーモン

〇時合い到来! 次々とサーモン(サクラマス)がヒット!

その後、同イケスのメンバーにも次々とサーモン(サクラマス)がヒットし始めます。追加放流も加わって活性も上がり始めました。賑やかな釣果に突入し始めたのは、ようやく太陽光が山際から差し込み始めた午前10時前。

思い思いの釣りスタイルでサーモン(サクラマス)ゲームを楽しみます。メンバーの緊張した表情と笑顔が浮かぶと、私までも嬉しくなってきました。

塩野隊長は、ジグヘッドのエサ釣りで3連発!
フェザールアーで海上釣り堀
農園シェフ・菅野チーフは、フェザールアーで4連発!
海恵のサクラマス
ミュージシャン・久谷ちゃんは、バラシ連発、根性の2匹目
サーモンとマダイを釣る
ハッピー釣果のサービスマダイもゲット

〇隣のイケスの海上釣り堀サムライチームも好釣果!

隣のイケスのメンバーも、「ヒットレンジは?」「使用エサは?」と、知らせ合ったり教え合ったりと、情報交換で忙しそうです。

チームワークの良さがうかがえます。

名コンビのサピちゃん・ダーリンは、6匹目
海の釣堀海恵 サーモン釣り
タッチ澤田君は、スプーンで4匹目の順調釣果
ドン真栄田さんは、ウキ釣りのサソイ釣りで絶好調の5匹目!
原会長は、寒さに震えながら3匹目をゲット

当日、私が使用したエサはオキアミ『くわせオキアミ スーパーハード』『くわせオキアミ 食い込みイエロー』(マルキユー)、それにキビナゴでした。

海上釣り堀のエサ

〇おわりに

当日は、寒気にも負けず海上釣り堀サムライのメンバーは、鼻水をすすりながら頑張りました。

朝イチのモーニングダッシュはなかったものの、やはり予想通りサーモン(サクラマス)特有の時間差の荒食いがあり、また、中層で群れるサーモン(サクラマス)へのジグヘッドにオキアミを付けたエサ釣りも好反応でした。

①エサに変化を付けて2匹
②サソイを掛けて2匹
③仕掛けを変えて2匹

この3パターンのローテーションスタイルで楽しみ方も倍増し、仲間との和気あいあいムードで貸し切りイケスならではの釣りステージを満喫することができました。

また、当日はラッキーな「ブリのお土産付きDAY」となり、お土産付きのお得な釣行日となりました。

気が置けないメンバーと、さらに大きくなったサーモン(サクラマス)の次回の釣行が楽しみです。

ここ「海の釣堀 海恵」では、平日の小マス4名貸し切りで楽しむことができ、安心して釣りが出来ます。サーモン(サクラマス)間違いなく持ち帰り5匹保障付き。

また、好評な「七福神祭り」と題し、例として「ヒラメ・アオリイカ・ウナギの蒲焼・カツオのタタキ・生牡蠣……etc」のお土産を選択することもでき、「釣り人ファースト!」をモットーに来場する人々に喜ばれています。

さらに、超目玉となるタグ付きマダイを釣り上げると、「マグロチャレンジ権利」も続行中。2倍、3倍の楽しみがいっぱいあり、一般コーナー、サーモンコーナーと、お土産も満載の充実したグループのゆったりした釣りが楽しめそうですね。

今回の私の釣果
夕食を飾った「ちゃんちゃん焼き」
翌日、お土産のブリは、「刺身とブリしゃぶ」で最高気分

釣行メモ

  釣行日  2025年2月8日(土)

  潮 汐  若 潮

    満 潮   09:06 

    干 潮    16:13  (姫路港基準)

参考使用タックル

      竿    脈釣王 4.5m ( 改良 4  WAY・ZOO)【大郷屋】

   ライン   グラップラーCT カウンター付き 【シマノ】

   道 糸   フロロ  3号

   ハリス   フロロ 2.5号(45cm)

   オモリ   1号・2号

   ハ リ      シングル・フック 31 4E8、2F6【オーナーばり】

   エサ   オキアミ(イエロー・スタンダード)【マルキュー】

        キビナゴ(小)

《釣行メモ》

釣行日 2025年2月8日
潮汐 若潮
 満潮  09時06分
 干潮  16時13分
(姫路港)

《使用タックル》

竿 脈釣王 4.5m( 改良4way ZOOM)(大郷屋
リール グラップラーCT カウンター付き(シマノ
道糸 フロロ 3号
ハリス フロロ 2.5号 45cm
オモリ 1号、2号
ハリ シングルフック31 #4、#2(オーナーばり
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《エサ》

サシエ くわせオキアミスーパーハード・くわせオキアミ 食い込みイエロー(マルキユー)、キビナゴ
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