年に何回かあるのですが…、松山市近郊の家から30分くらいの漁港周辺での青物フィーバー!
ハマチ・スズキ・ヒラメ・マゴチ・サワラなどが小さなカタクチイワシを追って浅場に入ってきて、しばらくいつきます。
波止からルアーや生きエサで狙えるので、それはもう釣り人にとってはお祭り騒ぎですね! 最近で言えば、10月頃からベイトが接岸し、それを捕食する大型魚が釣れて……12月に入っても、釣れ続いている状況でした。
中潮〜大潮の朝・夕マズメが特に狙い目となります。大潮の朝マズメなんかは、平日でも多くの釣り人で賑わっています。
そんな状況で、「釣れる釣れる」とは聞くものの、「そう簡単には釣れないだろう?」との想像で、他の釣りを楽しんでいたのですが……、夜釣りの帰りに「そういえば」と思い出して、ちょっと漁港に寄ってみました。
時刻は既に8時頃で、いわゆる朝マズメのゴールデンタイムは過ぎています。海を見ても、ベイトはちらほら見えるものの、ボイルやナブラ発生!なんて状況はありません。
まぁ、とりあえずで小型のジグ(30g)を数投してみます。
タックルは、いつものスタイルでエギングロッドに新調した『ストラディック』の4000番を装着! いつもはエギングタックルそのままで、2500番のリールでやっていたのですが、なにかと限界を感じていて(当たり前だ!)、リールだけちょっと大きくしてみた次第です。
バランスがどうかな?と思ったのですが、エギングロッドはもちろん軽いのですが……新しいストラディック4000もなかなかにコンパクトで軽い!
意外と絶妙でした!(個人の感想です)
久々の新しいリールで、巻きごごちのシルキーさにちょっと感動しております。
長年エギングタックルで何でも釣るスタイルを貫いて来ましたが、軽くて力が要らずお手軽なのもあって、こちらはこちらで続けていくと思います。
話は戻りますが、ジグでは全く反応がなし。もしや「日も高くなったし、沈んでいるのか?」との妄想で、16gのバイブレーションで、ボトムメインで探ってみることに(あわよくば、ヒラメやマゴチなどとの考えもあって)。
そこで事件はおこりました!
数投目の、着底からのリフト&フォール2回目くらいで「ドンッ」というアタリとともに、ロッドも動かなくリールも巻けず。一瞬根掛かりかとも思ったのですが、腕の方は勝手にアワせを入れていました!
すると、ものすごい重量感はあるものの、相手はゆっくり右に行ったり左に行ったり?? 竿先もふわふわした鈍い動き……。
「エイでも掛けたかな?」と思ったのですが、次の瞬間には凄い速度で猛ダッシュ!!
これは青物だな〜……くらいに思いながらも、沖には特に根なども無いポイントなので、なるべくテンションをかけながら泳がせて、相手の体力を削ることに。
そんなやり取りを恐らく10分くらいして、ようやく浮かせることに成功! 水面を割って確認できたのが、いつものヤズではなく、ブリと行っても良いサイズ!!
見えると特に緊張するもので、さらにやり取りが慎重に。何度も浮かせて空気を吸わせて、ようやくぷか〜っと浮いた状態に。
しかしここでも問題発生。手持ちの小さいタモでは、ブリの頭しか入らない!!
「もうこれは手で捕るしかない!」と、足まで浸かってしっぽを手掴み!! 夢中で堤防の上まで運び上げました!
喜びと、息切れ!!
計測すると、80cm、5kg!
久々にシビれるやり取りでした! まさに、早起きは三文の徳ってやつですね。
ベイトが寄っている時は、活アジでの泳がせでも釣果は出ているようです。
《釣行メモ》
釣行日 | 2024年12月12日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 06時37分 |
干潮 | 12時33分 |
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《使用タックル》
竿 | エギングロッド 8.6ft | |
リール | ストラディック 4000(シマノ) | |
ライン | PE 1号 | |
リーダー | フロロカーボン 5号 | |
ルアー | バイブレーション ブルー系 16g |