〇 はじめに
コロナ禍により、3年間中止となっていた「岸田川渓流釣り大会」が盛大に実施されました。 楽しい釣りのひと時と、懐かしい友達との再会を兼ねて当日、現地を訪れてみることにしました。
〇「前日場所取り無し!」の公平な釣りルールで!
釣りルールも今回から心機一転。近隣の民家への深夜の迷惑を考慮して、受付順に釣り場をキープする公平なルールに。
早朝の受付開始時刻の午前5時30分からスムーズに釣り人は出陣して行き、次々と1級ポイントがキープされる中、5番目に受付を済ませた私は、人混みを避けて最下流のポイントとなるエリアでゆっくりと釣り準備に入ることにしました。
〇足場の良い1級ポイントの中流部は混み合いがち
午前6時の釣り開始の合図とともに、早速、良型のヤマメが乱舞し一気に活性が高まってきました。中でも中流部は1級ポイントの深場が多いため釣り人も多く、連発する23cmクラスの良型ヤマメの取り込みにひと苦労している様子です。
〇マイポイントではイワナが連発!
最下流部で釣りをする私は、エサの生イクラをベースにブドウ虫、ミミズとローテーションを繰り返し、イワナが連発します。
そして、良型のヤマメも続けてヒット! 十分に楽しめました。このポイントを後から来られた釣り人に譲って上流へと移動してみることに。
〇上流部は釣り人が入れ替わり立ち代わり
上流は釣り人の姿もまばらな上に釣りポイントも対岸に限られるため、太陽光が当たり出した河原ではファミリーが楽しそうにくつろいぎとてものどかです。
空きポイントで、7mの長ザオをフルスイングして対岸を攻めてみることにしました。チャラ瀬になった流れに5号の極小オモリを装着し、ゆっくりとプレゼンテーションすると目印にひったくるアタリ!
手元に飛び込んできたのは、18cmサイズのヤマメ。続いて2匹がヒット! どうやらこの瀬の日影になった瀬尻ポイントに潜んでいるようです。
下手で釣りをするジュニアにこのポイントを勧めて1匹を釣り上げるのを見届けて、十分な家族分の釣果となったので少し早目の納竿とすることとにしました。
〇ヤマメのつかみ取りにジュニアは夢中!
いち早くおもてなしのおにぎりと豚汁を頂き、懐かしい友達と話をしていると、大会のサブイベントで実施された恒例のヤマメつかみがスタートしました。
ちびっ子たちの歓声がわく中、捕獲数制限(1人5匹まで)で進行し、見守るパパさん・ママさんたちも大興奮。ちびっ子同士も助け合いながら熱い闘志を燃やしていました。
〇大会入賞者が勢ぞろい
表彰式。戦いを終え、名前を呼ばれて表彰されるみなさんは誇らしい笑みがこぼれ、賞状と副賞の山菜や特産品を手にしていました。
携帯を構えるパパさんに、ピースサインを贈る少年が印象的でした。
〇入賞者のみなさんとスタッフで記念撮影
入賞のみなさんは、誇らしさと笑顔いっぱい。思い出沢山・お土産も沢山あり、大満足な表情を見せてくれました。
〇お土産は旬の山菜が山盛り
頂いた山菜は下準備をして、翌日、食卓を飾りました。
〇おわりに
とてもアットホームな、公平なルールの上で楽しめたヤマメ釣り大会でした。地元のみなさんの協力のもと、とても親切な対応のおもてなしを受けて、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
来年も地元のアピールを兼ねて、「来たなら・うんと遊んでいきんさい!」と多くの訪れる人が楽しめるこの釣り大会を今後も応援して行きたいと思います。