5月7日、新しく入手したロッド、オリムピックの『コルトUX』の鱗付けに行ってきました。アジ用ロッドですが、今年はアジの回遊が少ないのでまずは近場のメバルで試してみることにしました。
使用したのは『コルトUX』の「23GCORUS-742L-T」という7.4ftのチューブラートップモデル。足場の高い場所や地磯でのロングキャスト専用ロッドで、この日のフィールドにもぴったりということでセレクトしました。
ロッド以外はいつもと変わらないセッティングで、PE0.2号、リーダーはフロロカーボンの1.2号を1m程度取りました。ジグヘッドはちょっと風があるので1.2gでスタートしました。
さっそくフルキャスト! いつも使っているロッドより糸抜けがいい感じです! 同じウエイトのジグヘッドをキャストした場合、いつも使用しているロッドよりも数m先まで飛んでると思われます。
数投して、フォールでアタリを取りますが……、風も邪魔してるのと、フォールには反応していない様子。
そこでリトリーブに切り替えます。波気がある時は、警戒心も薄れて案外メバルが表層まで出てきていることも多いです。
この予想が的中! 手の平クラスではありますが、コンスタントにアタってくるようになりました。オープンエリアよりは、テトラ際に定位しているようです。
この「23GCORUS-742L-T」というモデルは遠投を意識していますが、汎用性も高くて近投での細かい釣りにも対応していると感じました。
20cm前半までのメバルがほとんどですが、パワーがありつつも適度に曲がってくれる遊べるロッドです!
その後、近投ではあたらなくなりました。こんな時は、ジグヘッドを一気にサイズアップして、できる限り遠くを狙っていくのが効果的なので、2.5gのジグヘッド+3インチのワームにチェンジしました。カラーもアピール度の高い白やグローをチョイスして、沖の大型を狙っていきます。
2.5gでのフルキャスト。ロッド本来の遠投能力が活かせます! このポイントは遠浅で所々藻が海面まで伸びています。それらを避けながら、表層付近のレンジをキープできるように、少し速めのスピードで探りました。
このアプローチでは、メバルがいればだいたいすぐに反応が出るのですが、思い通りに「コツッ」という明確なアタリが出て、ロッドティップが少し入るタイミングでアワセを入れました!
藻も多いので、掛けたらあまりラインは出さずにある程度強引に寄せて抜き上げます。この一連の動作が思い通りにできるロッドだと実感しました。そして難なく取り込んだメバルは、でっぷりしてコンディションのいい25cmのブルー(バック)でした! 5~6月のメバルは、産卵後から回復してしっかりエサを食べているので、年間でもパワーは最強と言えます!
これは途中の釣果です。小型はリリースしました
そして最後には、この日最大となる28cmまで出ました!
ロングキャストからパワフルファイトまてこなせる『コルトUX 23GCORUS-742L-T』の圧勝となりました。軽くて操作性もよく、キャロ、スプリット、メタルジグ、プラグの大遠投を得意とするロッドで、PEラインとの相性も抜群です。ストレスフリーで快適な釣りができました。
《釣行メモ》
釣行日 | 2024年5月7日 |
潮汐 | 大潮 |
満潮 | 20時55分 |
干潮 | 14時22分 |
(松山) |
《使用タックル》
竿 | コルトUX 23GCORUS-742L-T(オリムピック) | |
リール | 2000番ハイギア | |
ライン | PE 0.2号 | |
リーダー | フロロカーボン1.2号 | |
ルアー | ジグヘッド 1.2〜2.5g+ワーム 2〜3インチ |