河口で楽しむチヌ&キビレゲーム(チニング入門)『第1回タックルセレクト&釣り場選び』 【教えてヒロセマン!】

【釣りぽ編集部】の制作記事。基本的な釣り方や釣り場情報、イベント・キャンペーン情報を中心に紹介。

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水温の高くなる春から秋にかけてハイシーズンを迎えるのがチヌ&キビレです。チヌゲームにはポッパーなどを用いた「トップの釣り」と、ワームなどを用いた「ボトムの釣り」があります。ここでは手軽にチャレンジできるボトムを狙う釣り方やタックルをヒロセマンに解説してもらいました!

第1回 タックルセレクト&釣り場選び

解説/ヒロセマン(広瀬達樹さん)メジャークラフト

フカセ釣りやダンゴ釣り、落とし込みなど、さまざまな釣り方で狙われるチヌですが、ルアーでも身近な河川や港湾部で手軽に釣れるとあって全国各地で楽しまれています。

エリアによっては1年を通して楽しむことができますが、春~秋がベストシーズンです。とくに夏から初秋にかけての高水温期は、河口や干潟の浅場で狙うことができるため、入門するには最適なシーズンと言えます。

タックルを揃える

チニング用ロッド

柔らかめのエギングロッドを流用することもできますが、ルアーを操作しやすく、チヌの硬い口元にもしっかりフッキングできるチヌ専用ロッドの使用がおすすめです。軽いルアーを使ったり、遠投メインで狙うならスピニング、障害物周りを中心に攻めることが多いならベイトタックルが扱いやすいです。

ブラックポーギー5G(メジャークラフト)

ブラックポーギー5G

飛距離・感度・操作性に優れる攻撃的チヌゲームロッド。竿抜けポイントにルアーを送り届ける、ストラクチャーを的確に察知して根掛かりを回避、意のままにルアーを操作してバイトに持ち込むなど、チヌを釣るために必要な要素をふんだんに盛り込んでいる。スピニング3機種、ベイト3機種のラインナップです。

各ロッドシリーズにチヌゲームモデルをラインナップ。

トリプルクロス(メジャークラフト)

トリプルクロス

クロステージ(メジャークラフト)

クロステージ

ソルパラ(メジャークラフト)

ソルパラ

チニングで使用するリール

スピニングロッドには2500~3000番、ベイトロッドには小型ベイトリールがマッチします。チヌゲームでは細いラインを多用するため、ドラグ性能に優れたモデルが安心です。

チニングで使用するライン

PEラインの0.6~0.8号がマッチします。障害物が少ないポイントでは飛距離や操作性に優れる0.5号、逆に障害物周りを狙うときや起伏の激しいポイントでは1号と太くしましょう。

リーダーはフロロカーボンの2.5~3号を約1m接続します。

チニング用ルアー

ボトムを狙う釣りでは、チヌ専用のラバージグやメタルバイブ、ワーム(ジグヘッドリグやフリーリグ)などを使います。ルアーやシンカーのウエイトは、釣り場やその日の状況に応じて5~10gを使い分けます。なお、この釣りは根掛かりがつきものなので、ルアーは複数個用意しておきましょう。

ブラックポーギーにヒットしたチヌ

はじめてチャレンジするなら、ラバージグ+ワームの組み合わせがおすすめです。根掛かりしづらくフッキングに持ち込みやすいという特徴があります

『ブラックポーギーちぬキャンディ』(メジャークラフト)

ブラックポーギーちぬキャンディ

ワームをセットして底をズル引くだけのチヌ専用ラバージグ。常にハリ先が上を向くため、根掛かりしづらくフッキングに持ち込みやすい。

●サイズ:5g、7g、10g   ●カラー:全6色
●価格:693円(税込)

ブラックポーギーちぬキャンディとブラックポーギー ちぬクロー

『ブラックポーギーちぬキャンディ』に『ブラックポーギー ちぬクロー』2.3インチをセットしたところ

『ブラックポーギーちぬクロー』(メジャークラフト)

ブラックポーギーちぬクロー

エビやカニをイミテートしたクロー系ワーム。フォール時に発生するスパイラル状の高波動と、ステイ時の威嚇ポーズがチヌに猛アピール。エビフォーミュラを配合し、集魚効果と食いつきが抜群。

●サイズ:2.3インチ、2.7インチ
●カラー:全5色
●価格:495円(税込)

ワーム単体で使うときはジグヘッドリグやフリーリグがおすすめ。

チニング用フリーリグ

『ブラックポーギーちぬブレード』(メジャークラフト)

ブラックポーギーちぬブレード

起伏が激しく根掛かりしやすい釣り場で活躍するメタルバイブ。バランスに優れた低重心設計により、根掛かりを回避しつつチヌのバイトを確実にフッキングへと持ち込む。

●サイズ:5g、7g、10g
●カラー:全6色
●価格:693円(税込)

チヌ狙いのタックル一例

チニング用タックル例

釣り場を探す

ラバージグやワームを使ったボトムの釣りを楽しむなら、エサとなるエビやカニ、ハゼが多くいる河口部や干潟に出かけましょう。

基本的に潮さえ動いていれば満ち潮、引き潮ともに狙えますが、水深と流れの速さには注意が必要です。というのも、深い場所や流れが速すぎる場合、ラインが水の抵抗を受けてルアーが浮き上がりやすくなったり、底が取れないことがあるためです。目安としては深くても3mまで、理想は1~2mほどの場所が釣りやすくておすすめです。

チニングのポイント

ボトムの釣りを楽しむなら、砂泥底で障害物が少ない場所が狙いやすいです。

チヌのエサとなるエビやカニが豊富な河口部や干潟は絶好のフィールドです。

チニングポイント

高水温期はチヌを目視できることが多いので、ポイント選びの参考にしましょう。

チニング ランディング

足場が高い釣り場もあるので、ランディングネットがあると便利。ランガンするなら携行しやすい小継タイプがおすすめです。

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