○釣行日/2023年3月18日、19日
3月18日、19日の2日間、釣友の湯浅さん、大野さんと高知県の宿毛湾内でのチヌ釣りに出かけました。
1日目/「笠松」で50cm超がヒット
1日目は午前6時半の出船で、大型を狙える湾外寄りの「笠松」へ上がります。当日の潮は干潮が10時頃ですが、この笠松は満ち潮狙いの釣り場のため、前半戦はマキエを撒いてチヌを寄せることだけに徹する予定でした。
付けエサはマルキユー『食わせオキアミスペシャル』、『食わせオキアミV9』、『高集魚レッド』、『食い渋りイエロー』を用意して、まずは定番の『食わせオキアミスペシャル』から使います。エサ取りの活性が高くなったらエサ取りに目立ちにくい『食わせオキアミV9』や『高集魚レッド』に切り替えていく作戦です。
私は北向きに釣り座を構え40mほど正面に遠投した後、今度は横に40mほど潮に乗せて流すといった広範囲を狙った釣り方でポロポロと釣れだし絶好の滑り出しです。前半戦から釣れるとは思っていなかったため、私たちの活性も上がります。
干潮を迎え、満ち潮が流れ出すと今度は東向きに釣り座を構えた湯浅さん、大野さんにアタリが出始めます。湯浅さんはこの笠松で昨年の3月に58.5cmの大型チヌを釣られており、その大型が釣れたポイントを丹念に探っています。
すると、40cm級を何枚か釣り上げた後、今までにはない位に竿が絞り込まれました。巧みに、かつチヌに優先権を与えないやりとりで53cmの大型チヌを釣り上げました。宿毛湾のマッスルチヌを釣り上げ湯浅さんの顔には笑みがこぼれています。
大野さんも湯浅さんの隣で東へと仕掛けを流していると、またまた大きく竿が曲がります。釣り上げたチヌは54cm。これまたマッスルなチヌでした。
その後は、私もその横に入れてもらい、54cmの大型が釣れたところで17時の納竿を迎え、竿をたたみました。結果、3人で20枚以上のチヌがつれ、そのうち、50cmオーバーが6枚もいるという大満足な一日目を終えました。
2日目/「ダルマ」で57cmの大型チヌ
2日目の釣行は数狙いで、大野さんとは別れて私と湯浅さんは宿毛湾の名礁「だるま」へと上がりました。船頭曰く「だるまは小型の数釣り場だけど、たまに大型が釣れることもある」とのことでした。
湯浅さんは船着きの足元から深くなっている場所へ釣座を構え、私は少し南西寄りの瀬が張り出している浅場へ釣り座を構えました。開始3投目、湯浅さんが大きく竿を曲げ、早速52cmの大型チヌを釣り上げました。
私はと言うと、35cmが釣れ、その後も釣れますが一向にサイズアップしません。湯浅さんも私同様に小型が多く釣れ嘆いていました。
干潮に近くなってきた9時半頃のことです。二人ともにアタリは頻繁にあるのですが、鈎に全く乗らない状況が続きました。そこで元々のラインテンションに加えてアタリがあった時点で少し道糸を張りわざと食い込み抵抗を与えてみました。すると、竿先まで持って行くような激しいアタリへと変わりアワセを入れます。
小型の数釣りと言うことでタックルはライトな仕掛けだったため少し不安がよぎりました。前日に50cmオーバーを何枚か見てきたのですが、今回のチヌは明らかに大きく、この引きに耐えているとチヌが観念して浮いてきました。
40cmのタモ網に一度は入ったものの大きすぎて2回ほど飛び出しました。3回目にしてやっとタモ網に収まった魚を見てびっくりです。目測55cmは確実にありそうでした。足場の良いところへチヌを運び検寸してみると57cmあり丁寧にスカリの中に入れます。
その後もアタリは断続的にあったのですが、各々が10枚近くのチヌを釣ったとこで納竿とし、「だるま」をあとにしました。
《釣行メモ》
釣行日 | 2023年3月18日、19日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 15時23分 |
干潮 | 10時06分 |
(片島/宿毛市) |
利用渡船/西田渡船
《使用タックル》
竿 | がま磯インテッサGⅣ1号-5.0m(がまかつ) | |
リール | BB-XテクニウムC3000DXG S L(シマノ) | |
ウキ | 松山NEXT 松山ピエルブルー(サンライン) | |
道糸 | ブラックストリームマークX 2.0号(サンライン) | |
ハリス | トルネード松田スペシャル競技パワーストリーム2.0号』、『NewトルネードVハード』1.75号(サンライン) | |
ハリ | チヌエース5号(がまかつ) |