○釣行日/2022年3月20日
3月20日、岡山県玉野市にある井上渡船さんで宇野沖へと乗っ込みの走りのチヌを狙いに行きました。
朝の6時出船で向かったのは大蛭島にある通称「ペンキ」と呼ばれるポイントです。ここは下げ潮は早い潮があててきて釣りにならないため、満ち潮狙いのポイントです。
船着きの正面は深いのですが、その左右は浅くなっていて、そこのカケアガリでチヌがヒットすることが多いようです。
釣り開始時は既に満ちの潮が走り始めていたのですが、流れが速いため、仕掛けはウキに『松山BB-BB』を使った重ためのセッティングとしました。
水深は竿一本から一本半程度ですが、潮の流れで仕掛けが浮き上がっても、しっかりと付け餌が底を漂う様にハリスの長さ分を這わせるイメージでウキ止めの位置を決めました。
ただしハリスにガン玉を打つと根がかりの確率が上がるのでハリスにはガン玉無しとしました。
付け餌には黄色い練り餌のマルキユー『エサ持ちイエロー』を使い、あわよくば真鯛も狙える様にします。
釣りを開始してしばらくは右へ左へと潮がコロコロ変わっていましたが、その潮が一時間位すると落ち着いてきました。チヌが釣れそうな雰囲気がします。するとウキがスッーと沈み、アワセを入れると素針をひいてしまいました
しかし、チヌがいると信じて同じコースを流すと会心の手応えです。
がま磯『チヌ競技Ⅳ 06-50』が気持ちよく曲がります。
しかし、低水温時のチヌは針が口の外に掛かっていることが多く針ハズレを起こしやすいので強引なやり取りはできません。竿でだましだまし寄せてきて、釣り上げたのは幸先の良い43cmのチヌでした。
コロコロと変わる潮で次の一投をする頃には潮が速くなっていました。
次のチャンスを待つ迄は仕掛けを細かく潮にあわせていきます。すると、また潮の速さが少し弱まりチャンス到来です。右に流れていくウキが少し沈んで止まりました。
次の瞬間、気持ち良いアタリでヒットした魚は先程よりも少し大きく竿が絞り込まれます。何度もの突っ込みを交わして上がってきた魚は50センチの年無しチヌでした。
このあと、40センチのチヌが掛かりますが、潮の速さが増してきて、沖からのあて潮で手前しか釣りができない状態になったため、藻に仕掛けをもたれさせるようにしました。
するとこの日一番気持ちいいウキの入りがあり、4枚目のチヌを釣り上げたところで納竿としました。
《釣行メモ》
釣行日 | 2022年3月20日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 12時16分 |
干潮 | 06時10分 |
(宇野港) |
利用渡船/井上渡船(玉野市)
《使用タックル》
竿 | がま磯 チヌ競技スペシャルⅣ 06-50(がまかつ) | |
リール | BB-XテクニウムC3000DXGSL(シマノ) | |
道糸 | 松田スペシャル競技ブラックストリームマークX 1.5 号(サンライン) | |
ハリス | 松田スペシャル競技パワーストリーム1.5 号(サンライン) | |
ウキ | 松山LL 浮力BB‐BB(サンライン) | |
ハリ | 貫チヌ0.8号(がまかつ) |
《使用したエサ》