2021年2月20日、高知県の宿毛湾(宿毛市)にチヌを狙って釣行しました。
宿毛湾はチヌの魚影が濃いエリアで、磯・波止・河口・筏など様々なポイントでチヌを狙うことができます。
フカセ釣り、かかり釣り、落とし込み、チニングと色々な釣り方が楽しめますが、今回は足場の良い護岸からフカセ釣りでチヌを狙ってみました。
選んだポイントは湾の奥に位置する丸島の岸壁(通称・丸島岸壁)。砂などが置かれている広い岸壁の南端(片島側)に釣り場を構えました。
☆丸島の詳しい説明は『新版 波止ガイド高知版』をご覧ください。
仕掛けは、水温が低い時期なので底狙いで全遊動仕掛けをセット。0号のウキ『剛鱗』に重めのG3のナビ『GPS』をセットし、ハリスにG4のガン玉を1つ。
上潮が滑る2枚潮だったので、仕掛けが馴染んだあとに道糸に少しテンションを掛けるとウキが沈んで上潮の影響を受けづらいセッティングです。
サシエはオキアミと練りエサ(食い渋りイエローほか)。マキエはオキアミ3kgと『チヌパワーダッシュ』1袋を、底まで沈むように練り込んだもの。
釣り始めると思った以上に水温が低いのか、オキアミも残ってくる状況。
これは厳しいかな? と思ったところでヒットしたのが小さなオオモンハタ。
このオオモンハタが練りエサにヒットしてきたのと、ここまでオキアミに反応が無かったので、ここからは練りエサを中心に使用。
釣り開始から1時間ほど経過したところで、水面下30cmほどの所に見えていたウキがスーッと沈んだと思ったら、道糸が走ってヒット!
重量感のある引きでなかなか浮いて来ないので、軽く50cmオーバーの年無しチヌかと期待したのですが、上がってきたのは47cmで惜しくも50cmに届かず。
ただ、その引きの強さは、サイズ以上にパワフルなため「マッスルチヌ」とも言われる宿毛湾のチヌらしいものでした!
その後、再びアタリが遠のいた後に42cmを追加!
こちらもサイズ以上のパワフルな引きをみせてくれました。
40cmオーバーを2匹釣ったところで時間が来たので納竿しました。
宿毛湾のチヌはこれから乗っ込みシーズンに向けて上向いてきます。湾内の港をはじめ、磯からも好釣果が期待できます。
マッスルチヌのパワフルな引きをぜひ体感してください。
《釣行メモ》
釣行日 | 2021年2月20日 |
潮汐 | 小潮 |
満潮 | 11時08分 |
干潮 | 18時33分 |
(宿毛市片島) |
《使用タックル》
竿 | 鱗海AX 1.5号 530 | シマノ |
リール | BB-Xハイパーフォース C3000DXG S RIGHT | シマノ |
道糸 | LIMITED PRO PE G5+ サスペンド 0.8号 | シマノ |
ハリス | トルネード Vハード 2号 | サンライン |
ウキ | 剛鱗 0号(ナビ GPS G3) | ガルツ |
ハリ | チヌ針 2号 |