神戸沖仲良しタチウオ釣行（兵庫県高砂市）

〇はじめに

今回で２回目となる「タチウオ・エサテンヤ」釣行に、いつも快く返事を「OK！」と返してくれる釣友と神戸沖に出陣して来ました。

朝焼けをバックに追い風を受けて伊保港出船の「福丸」は、約45分で釣りポイントに到着します。はたしてどんなドラマを演出してくれるでしょうか？

〇アタリ連発！しかし？？

釣りポイントに到着しても船長は、ミヨシのビギナーに釣り指南！なかなか釣りの「GO！」サインを出しません。そうこうするうちにトモの釣り人から声が掛かります。ようやく釣りスタートです。

水深75ｍのラインからスタートですが、速い潮流にラインがどんどん出ます。ようやくテンヤが着底して5ｍほど巻き上げデッドスローでアタリ棚をリサーチします。すると、60ｍラインでアタリが連発します。しかし、一向にハリ乗りしません。

エサのイワシは、ボロボロです。チビタチウオかな……？　いったいこの魚の正体は？　と、考えつつアタリに集中し、四苦八苦の連続です。

そして、その正体は釣友の釣り上げた獲物にありました。どうやらフグの仕業だったようです。早速、釣りポイントを移動することとになります。

〇ようやく、F3.5ゲット！

釣りポイントが東のポイントに変わって、期待が一層膨らみます。そして、私にも「ガッ、ガン！キューン！」のアタリが出ます。まぎれもなくやる気タチウオのアタリです。

頬を貫通し、ばっちりフッキングしたテンヤを確認し、タチウオが海面を割って手元に飛び込んできました。ボウズ逃れのファーストフィッシュとなるレギュラーサイズのF3.5を手にすることができました。

〇今日イチサイズのF4登場

釣りポイントを転々と移動し、水深80ｍラインでは、釣友にF4サイズがヒット！サンマエサでじっくりと誘っているようですが、この時期の気まぐれなタチウオは、産卵期ともあってかなり東のエリアまで移動しているようで、

船中では、F5サイズはなかなか姿を見せません。そうなれば「郷に入れは、郷に従え！」イワシエサからサンマエサに変えて、じっくりとアタリを探ることとし、多少サイズにむらがありましたが、隠忍自重の釣りを終えて家族分を何とかキープすることができました。

釣友は、余裕のツ抜け釣果となりましたが、お互いに予想外の釣り展開にちょっとしこりの残ったタチウオ釣行の半日となりました。

〇F3サイズは、バター焼きがお勧め！

釣り上げたタチウオは、バター焼きにして食卓を飾りました。さっぱりとしたくせのない味は、最高でした。

〇おわりに

今回は、久しぶりの釣友との再会もでき、気が置けない釣りを楽しむことができました。

また、当日は、タチウオか中層までテンヤを追ってくることもなく、中層での「シェイク＆スティ」パターンは不発でした。

むしろ、ほとんどが着底後の巻き上げ始めて間もなくのデッドスローにヒットが多かったようで、エサ取りのフグが多く釣り難い状況が続きました。まだまだ修行中の身ですが、次回は、目指すは、ドラゴン！

次回の釣行は、これを教訓に頑張ってみたいと思います。

〈釣行メモ〉

釣行日　　2024年10月10日（木）

潮　汐　　小　潮

満潮　　　17：08

干潮　　　7：15　　　　　（神戸港基準）

〈使用タックル〉

　竿　　　　　　タチウオロッド　SP 165
リール　　　　　シマノ・フォースマスター　300　DH

ライン　　　　　PE　 2号

リーダー　　　　フロロ　8号

タチウオテンヤ　　50号

エ　サ　　　　　イワシ、サンマ

　　投稿者　　森　　　正　彦

　　オーシャン・ルーラー・マエストロ

《釣行メモ》

サシエ

イワシ、サンマ