今年春先からほかの釣り場が低水温で釣果の悪いなか、野島では釣果が安定してると耳に入っており、何度か釣行を計画したものの悪天候で断念していました。
やっと実現したこの日も朝から大雨の予報。どうなるかと思いましたが幸い風は吹かず、雨でも出港可能とのことでしたので、釣友の大知正人くんと下関から釣友2名の計4人で野島へと出撃してきました。
好調の野島ですが、大雨の予報とあって4人で貸し切り状態。下関の釣友の2名は前日もよい釣果があった一級磯の「赤岩」に降りてもらい、正人くんと私は「3番」という場所で竿出しすることにしました。
「野島」を少し紹介させていただきますと、冬場に好調な情報がよく入ってくる徳山湾の沖に浮かぶ島です。春の乗っ込みはかなりの魚影に申し分ないサイズとよい釣果が期待でき、仲間内では「ドリームランド」と呼んでいます。
以前、ジャパンカップクロダイの予選でも使われてましたが、この島は別格の釣果でいつも驚いてました。
例年4月が乗っ込みの初期なのですが、今年の4月に野島に上がった正人くんは50cmオーバーを連発で腕が上がらなかったそうです。
それから1カ月ほど経っていますが相変わらず数の方は好調で、6月中旬ぐらいまではチヌを楽しむことが見込み。それ以降は石鯛釣り場へと変わっていきます。
夜明けごろに上陸しましたが、すぐにも降り出しそうな気配。雨が降り出す前にバンバン釣ってしまおう作戦でスタート。
ちなみに正人くんはこの日の翌週に「2018第5回M-1CUP 全国チヌ釣り選手権大会」の決勝を控えておりエサやタックルのテストなど戦闘モード状態。2投目に本命にチヌをゲットし、3投目には50cmを釣り上げてしまいました。
どうやらすでにチヌが浮いている様子。仕掛けを投入してからアタるまでの時間がかなり短いです。イメージでいうとクロ釣りに近い状態。私も感覚をつかめてお互いどちらかが竿を曲げてる状態が2時間ほど続きました。
途中から雨が降り出しましたが、釣れていると雨も一切気にならないですね(笑)。ドリームランド野島に驚きながら、満潮からの潮変わりのタイミングでチヌラッシュが落ち着くまで楽しみました。
下げ潮に入って潮が飛び出すと手のひらサイズのチヌやチダイ、さらに40cmのマダイのラッシュが訪れました。
オキアミを使えば25cm前後アジやクロ、ウマヅラハギまで混ざってお祭り状態となりました。たまにチヌも釣れるのですが、食料分は確保済ですのでキャッチ&リリース。マダイも同じようになってしまいました。
釣り開始からずっと竿が曲がり続けてましたし、食料も十分確保できていたので、納竿と決めていた時間になる前に早めの納竿としました。数えきれないほどのヒット(食べるだけキープ。残りは即リリース)でまさにドリームランドにふさわしい釣果となりました。
正人くんいわく、乗っ込み初旬に比べれば型は少し落ちたものの数は依然好調で、例年通り6月中頃ぐらいまではチヌ釣りは楽しめるだろうとのこと。また、メバルもサイズが良いようで朝方はメバリングされることをオススメします。
《マップ》
※マップの釣り場の大まかな場所です。釣れたポイントとは異なります。自己責任の元、十分に注意して釣行してください。
《釣行メモ》
釣行日 | 2018年5月13日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 07時09分 |
干潮 | 13時27分 |
(徳山) |
《使用タックル》
○百合野
竿 | 鱗海マスターチューン 06号 530 | シマノ |
リール | BB-Xハイパーフォース(SUTブレーキタイプ) C3000DXXG S RIGHT | シマノ |
道糸 | リミテッドプロPEG5+ サスペンド 0.8号 | シマノ |
ウキ | 鱗海ゼロピット遠投SP 00号 | シマノ |
ナビ | ファイアブラッドナビストッパー(サルカン20号で固定) | シマノ |
ハリス | リミテッドプロ マスターフロロ タフマッド 1.5号(ナビストッパー直下、ハリ上30cmにG5) | シマノ |
ハリ | 勝負ちぬ ネリエ&コーン 1号 | 金龍鉤 |
○大知正人
竿 | 鱗海スペシャル 1号 530 | シマノ |
リール | BB-Xハイパーフォース(SUTブレーキタイプ) C3000DXXG S RIGHT | シマノ |
道糸 | リミテッドプロ ハイパーリペルα ナイロンZEROフロート 1.5号 | シマノ |
ウキ | 大知遠投GP 00号 | 工房大知 |
ナビ | ふかせアタリウキ -G6(サルカン20号で固定) | 工房大知 |
ハリス | リミテッドプロ マスターフロロ タフマッド 1.5号(ハリスにG5を2個均等打ち) | シマノ |
ハリ | 勝負グレ 5号 | 金龍鉤 |