チヌの活性がすこぶる低い中、釣友2名と私でMHG(マイホームグラウンド)の柿浦漁港沖の牡蠣筏からフカセでチヌを狙いました。
前予想どおり、釣り開始して約2時間くらいは3人ともに魚からの音信が全く無し。潮が悪いのか? 腕前が悪いのか? 時間だけが過ぎていきます。
この日は私にとって特別な日でもあります。久しぶりに大金はたいて購入した『がま磯 マスターモデルⅡ チヌ MHー53』(がまかつ)の竿下ろしの日なのです! 早く本命を釣って竿を曲げてみたいところなのですが……。
その後、遂に時合到来! 私のニューロッドが見事な円弧を描きました。
海面下を漂わせていた愛用ウキのアウラ『ZGーⅠ』がほんのわずか海中へゆっくり潜航する小さなアタリを上手く捉えることができて本命ゲット! それもファーストヒットにしてはいきなりの49cmとナイスサイズのチヌです!
さて、ニューロッドの感じは?
魚を掛けた瞬間からその重みが竿先からの2番、3番、元竿まで程よいスピードで伝達されます。そしてこの竿の大きな特徴である胴でしっかりためて、魚を浮かしてくれます!
竿を海面と平行ぎみに保ちながら、胴の粘りを堪能。魚は全く暴れる事なく水深約25mの海底から短時間で海面にその姿を現しました。
竿自体の重量はあるものの、竿径が小さいので実釣ではあまり持ち重り感はありません。グリップもしっかり手に馴染んで、竿と腕の一体感は最高です。魚とのやり取りをすればする程手に馴染んできます。
チヌフカセ師が一番気になる点は、なんと言っても高級感溢れる斬新的なデザインフォルムでしょう! 海によく馴染むグリーンカラー、とても美しい。
竿を眺めているだけでも、なんかチヌが釣れそうな気分になりますね! これからこの相棒との長い付き合いが始まります…
がまかつ『がま磯 マスターモデルⅡ チヌ』、最高です!
勿論、ニューロッド以外のアイテムも今日も大活躍してくれました。
昨年の秋、釣具界に新規参入し今や大ブレーク中のファゾムライン。今回は道糸に『ブルーモデル1.75』、ハリスには『LEVEL(レベル)1.5』を使用しました。
牡蠣筏は足元に牡蠣が吊るしてあり、これが取り込み時の障害物となります。そんな中で掛けたチヌを確実に獲るために必要なのがこのファゾムラインです。
『ブルーモデル』はライン中心部に極めて強力な「耐磨耗構造体」が形成され、この耐磨耗性能は一般的なナイロンラインと比較して20倍以上を実現しています。また、ライン設定がサスペンドタイプであり、海水への馴染み具合も最高! 今回のような水深のある釣り場でとても重宝するラインです。
ハリスの『LEVEL』。こちらは何も言うことはありません。一度使ってみると答えはすぐに見つかるはずです! 詳しくは、ファゾムのHPを御覧ください。
そんなこんなで、納竿時間がやってきました、本日の全釣果は3人でチヌ19枚(37cm〜49cm)、チダイ1匹。今年のこの時期にしてはまずまずといったところでしょうか…
柿浦漁港沖の牡蠣筏、もう少しでチヌパラダイスなりますね!
《釣行メモ》
釣行日 | 2018年4月8日 |
潮汐 | 小潮 |
満潮 | 13時56分 |
干潮 | 08時32分 |
(広島) |
《使用タックル》
竿 | がま磯 マスターモデルⅡチヌ MHー53 | がまかつ |
リール | BBXハイパーフォース3000DXG | シマノ |
道糸 | ブルーモデル1.75(1.75号) | ファゾム |
ハリス | LEVEL1.5(1.5号) | ファゾム |
ウキ | ZGーⅠ、ドリフト いずれも1号 | アウラ |
ハリ | 一刀チヌ2号 | がまかつ |
落としナマリ | クッションオモリ 1号 | 第一精工 |
浮力調整用ガン玉(固定) | ゴムコートガン玉 G3〜G7 | FUJIWARA |
浮力調整用ガン玉(ハリスに移動で使用) | ゴム張りガン玉 G5 | ヤマワ |