「名釣会」中国地区本部磯釣り大会を広島湾内でおこないました。この日は女性3人を含む33人の参加で、うち2人の女性はオブザーバーで、しかも初の磯釣りなので足場のいい弁天島の磯で高知県の名手、北村憲一師匠と私の2人で先生役をさせてもらいました。まずマキエの準備からです。
「エサ混ぜるの大変そうだけど楽しそうですね」と彼女たち(笑)。マキエを楽しそうにあちこち撒いていたので、一点に集中してポイントを絞っていくことに。
「釣りたいポイントより左右にずらして撒くんですよね」と、理屈がわかっている重本さんの発言にはビックリです(笑)。下げ潮が磯に沿って左の浅瀬方向に流れており、釣れそうな雰囲気です。マキエの打ち方からレッスンが始まり、仕掛け投入も徐々に慣れてきたようです。
マキエを多く撒いたのでチヌの反応も早く、師匠がさっそくゲット! しかも良型です。
「さすが〜」とみんなで拍手! 「私らも釣りたい〜」とさらにやる気がアップ。
満ち潮に変わりはじめた頃、重本さんと川本さんに待望のアタリ! しかしアワセがうまくいかずガッカリ。
「次こそは」と続けて仕掛けを投入。宣言通り川本さんにヒットし、竿がのされています。強い引きをなんとか耐え、ようやく魚体が見えるとチヌです。しかも良型で玉網入れにも成功!
「師匠のより大きいです(笑)」
続いて重本さんのがまかつ『がま磯チヌスペシャル 黒斬』が曲がりました! 磯際で抵抗するチヌを上手に浮かせるとこれも良型。「手が震える〜」と、とてもうれしそうな2人でした。
「こうやって少しでも釣り好きな人が増えたらいいよね」と師匠と僕。その後もアタリは続き、終わってみると予想以上の大漁でした。「まだ帰りたくない(笑)」と言いながら磯を洗って14時に納竿です。
名釣会のメンバーも全員安打で坊主なし。事故もなく無事に終わりました。これから水温が下がると良型のチヌが釣れだします。ぜひ、広島湾の磯釣りに出かけてみてください。
《釣行メモ》
釣行日 | 2016年10月9日 |
潮汐 | 小潮 |
満潮 | 15時07分 |
干潮 | 08時05分 |
(広島) |
《使用タックル》
竿 | チヌ競技スペシャルⅢ 0.6号-5.3m | がまかつ |
リール | トーナメントISO3000SH-LBD | ダイワ |
道糸 | 松田スペシャル競技 ブラックストリームマークX 1.5号 | サンライン |
ハリス | トルネード松田スペシャル競技 ブラックストリーム 1.25号(2ヒロ弱) | サンライン |
ウキ | 松山ピエル ブルー B-BB | |
ハリ | 掛りすぎチヌ 3号 | がまかつ |
《利用渡船》
大河フィッシング |