広島湾の船タチウオ/倉橋島沖(広島県呉市)

(いわた せつお)広島在住。エサ、ルアー、ショア、オフショアから渓流やアユまでこなすベテランアングラー。バリバスフィールドスタッフ

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岩田節男 ドラゴン タチウオ

当日は北東の風が7m。海は時化模様だったが、お世話になった「せとうちフィッシング」さんは安定感のある大型船なので、快適で安心して釣りに集中できた。

チャンスである朝一のタイミングではタチウオの活性が悪かったようで、アタリが得られなかったが、速い底潮が落いて着き流れ始めたタイミングでアタリが出るように。

この日は今シーズン初のタチウオだったので、エサ、ルアー両方持ち込んだ。昨シーズンよかった仕掛けとエサに、開発中の仕掛けと秘策のエサ。ルアーも昨年よかったジグと今年リリースされたジグとなんとも盛りだくさん。行くならばいろいろ試したくなる性分なのだ。

こうしてタナを探り、いろいろなアクションを繰り返しているうちに昨シーズンのアタリのとり方、アワセのタイミングといった感覚が甦ってきた。

しかしそれでガンガン釣れるというわけではないのがこの魚。だからこそ毎年のように新しい仕掛けにエサに、ルアーと投入するのだ。つくづく難しさと面白さを再認識させられた。

そしてこの日のドラマはお昼前前の潮返しのときに起こった。水深70mで、仕掛けが潮をつかみよい感じでアプローチしていると重量感のあるアタリ。

その直後に「フッ」と完全に竿にかかっているテンションがなくなる。食い上げのアタリだ。反射的にアワセを入れるとドラグが鳴り出す。久々の感触。ドラゴンサイズだ。

今シーズン初のドラゴン。これを獲るか逃すかでそのシーズンが左右されると考え、ゆっくりしたやり取り。水面に表れたのは身幅6本の良型だった。

さらにその4本、5本を追加でき、納竿を迎えた。釣果はドラゴン2本に、レギュラー18本の計20本。

まだシーズン初めなので個体数も少なくアタリも小さめ、釣りづらいタイミングのときもあるが、私の過去のデータからいけば、次の9月中旬の小潮あたりでブレイクしそうな見込みだ。

ここから来年の2月までの半年間、私のタチウオ狙いがはじまる。旬の魚は全魚種を狙っている私だが、タチウオはゲーム性があり自身の好きな魚トップ5の指に入る魚である。

タチウオ 釣果

本日の釣果

せとうちフィッシング 遊漁船 タチウオ



《釣行メモ》

釣行日 2017年9月1日
潮汐 若潮
 満潮  05時24分
 干潮  12時12分
(呉市)

《テンヤタックル》

竿 ヴィオレンテ ライトジギングモデルVLJ-62LS-T-Lv.1 VARIVAS
リール フォースマスター 400 シマノ
ライン アバニジギング10×10 マックスパワーPE 0.8号 VARIVAS
リーダー ショックリーダー(フロロカーボン)30lb VARIVAS
テンヤ 一刀両断 船太刀魚テンヤ ベーシックダブル 夜光 30〜50号 ハヤブサ

《エサ》

サシエ   サンマ・コノシロ・イワシ・キビナゴ・サバ・メジカをローテーション

《利用渡船》

せとうちフィッシング http://setouchi.p-fishing.net/ 
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