第10回マルキユーM-1CUP全国グレ釣り選手権大会 決勝大会/イベント報告

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●主 催/ マルキユー株式会社
●開催日/ 2025年11月22日、23日

大会会場/大分県米水津の磯

集合写真

2025年11月22日(土)、23日(日)の両日、「第10回マルキユーM-1CUP全国グレ釣り選手権大会」決勝が大分県米水津で開催されました。

全国各地区予選から勝ち上がった14名とMFG枠代表7名、昨年上位のシード選手3名を加えた総勢24名の選手が、グレ釣りの頂点を目指して2日間にわたり激闘を繰り広げました。

大会初日は晴れ間が広がる好天に恵まれる中、米水津湾内一帯で1回戦、2回戦を行いました。

1回戦、2回戦では米水津独特のグレの食いの渋さを巧みに攻略した6選手が準決勝に勝ち抜けました。

前日に引き続いて好天に恵まれる中、準決勝は米水津の当番瀬である「横島一番」、「サズリ」、「沖の観音」で試合が行われました。その結果、沖縄県の加福大地選手、地元の那賀久照選手、前回2位の中司亮選手が決勝戦進出を決めました。

決勝戦に進出した3選手(左から加福選手、中司選手、那賀選手)

決勝戦の舞台は、米水津の名礁「横島三番」。

今年の米水津はグレの当たり年ということから、数の釣り合いになることを誰もが予想していましたが、意外なことにグレどころか魚の反応がない状況が続きました。

そんな中、中司選手がなんとか1尾を釣り上げて、試合を一歩リードしました。最終的に中司選手と那賀選手が2尾、加福選手が1尾を釣り上げて決勝戦が終了。

全選手が見守る中での検量の結果、わずか60gの差で那賀選手が第10回大会の栄冠を勝ち取りました。

今大会ではグレの釣り合いが予想されていましたが、一時的なグレの食い渋りによってシビアな釣りの技術が勝敗の分かれ目になる試合が多い大会となりました。

決勝戦での那賀選手
優勝が決まった瞬間の那賀選手

《大会結果》

上位3選手
順位選手名尾数決勝釣果
優勝那賀 久照選手 (MFG九州) 1,200g 
2位中司 亮選手 (シード前回2位)3,025g
3位加福 大地選手 (沖縄地区)2,137g
4位小松 和伸選手 (四国地区)
5位水田 誠選手 (九州地区)
6位鬼原 一夫選手 (関東·東海地区西伊豆)

優勝・那賀久照選手コメント

全国大会には何度も出ていますが、今回初めての優勝でとてもうれしいです。決勝戦ではときどきグレの姿が見えるものの、口を使ってくれず、深く入れても反応がなかったので浅めを意識して粘ると、2ラウンド目でやっと1尾。3ラウンド目では遠投の浅ダナでオナガを追加できました。

優勝者の仕掛け

竿:グレ竿 1号-5m、リール:レバーブレーキ付きスピニングリールC2000番、道糸:ナイロン 1.5号、中ハリス:フロロ 1.5号-1ヒロ半、ハリス:フロロ 1.5号-2ヒロ半、ウキ:円錐ウキ011、ハリ:グレバリ 6号

支給されたエサ

(準決勝、決勝の2試合分)
■支給配合エサ(5アイテム)
「ニューグレパワーV11」、「グレパワーV9スペシャル」
「グレパワーV10スペシャル」、「爆寄せグレ」、「超遠投グレ」

■ブレンド・調整材(1アイテム)
「M.S.P(S)レッド」
■支給付けエサ(7アイテム)
「くわせオキアミスーパーハード(M)と(L)」、「くわせオキアミV9(M)と(L)」、「くわせオキアミスペシャル(M)と(L)」、「グレ丸」

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