メガワカサギ釣行記／生野銀山湖（兵庫県）

12月16日、冬将軍の到来を前に、「兵庫・生野銀山湖」で私のワカサギ釣りの師匠となるBB志水氏と、３年ぶりの再会を兼ね仲良し釣行をしてみました。

早朝の銀山湖は、かなり冷え込んだ状態です。防寒装備に身をかため、期待と不安を胸に２年振りとなる今シーズン初のワカサギ釣りに挑戦となりました。

「レンタルボート湖畔」で受付を済ませて、エサのアカサシやブドウ虫を購入します。秋山マスターが釣果状況や釣り座ポイントを親切に説明して下さいます。

受付カウンター横には、お勧めの「銀山湖オリジナル仕掛け」も販売され、食事もOK。さらに、釣り人の更なる至福のひと時となる、釣ったワカサギを即座に熱々の天ぷらにして食べることもできるようです。

オープン時間を20分ほど過ぎました。私たちが選択したのは、旧ドーム。先釣者のご夫妻と青年に「本日、ご一緒させて頂きます。宜しくお願いいたします。」と、挨拶をし軽く会釈して西側の釣り座をキープします。

正面の青年は、最新の電動リールをオート・サソイにセットして、大名釣りの様子です。

今日のターゲットは、生野銀山湖名物のメガワカサギです。市販のワカサギ仕掛けの5本バリの袖バリとキツネバリをチョイスし、２竿流でチャレンジすることにしました。

いずれも、ハリサイズは1.0号とし、オモリは1.5号でスタートを切ることにしました。

小さなアタリが時折サオ先に出ます。やっとアタリが取れたと思うと、キツネバリの掛かりは良いのですが、電動リールを巻き上げるスピードが遅いようで、水中で幾度もばらしてしまいます。

そうこうしてるうちに、上座のBB志水氏が、私にダブルスコアの差を付けられながらも腹パンのギガワカサギをゲット。今日のお題をすんなりとクリアします。あっぱれです。

底ダナにターゲットを絞り、サソイを掛けて間もなくサオ先が「ピク、ピク！」と反応。アワセをとってようやく「掛けた！」という感じで、本日１匹目の噂のメガワカサギを釣り上げることができました。

その後、2年のワカサギ釣りブランクの感覚を取り戻してきだしました。エサ交換の後は、時折のサソイ後のサオ先への集中は欠かせません。２連で釣れるとちょっと顔がほころんでしまいます。この調子です。

単発なアタリですが、メガサイズのワカサギはサオ先に鮮明なアタリを確認できます。釣れ続けば退屈もしのげますが、同ドームのご夫妻のご主人に25ｃｍサイズのニゴイがヒット「オー・マイ・ゴット！」。

おまけに、50cmアップ間違いないブラックバスが姿を現し始めます。

これは、最悪の状態です。そうなると当然ワカサギは散り、回遊待ちの隠忍自重の釣りに突入してしまいました。釣果は伸びなやみ、まったりとした時間が過ぎて行きます。

ようやくツ抜けしたBB志水氏のあとを追って、試行錯誤しながらも釣果を伸ばそうとしますが、釣れるのはモロコばかり。やや面白さに欠けてきました。

あと２匹でツ抜け達成というところでモロコ連発は、期待を大きく裏切られた気分になってしまいます。そんな消沈モードになった時、BB志水氏から温かいコーヒーの差し入れがあり、少し気持ちも和らぎます。

そうこうしているうちにBB志水氏が中座となります。そんな時に限ってラッキーな時合いがやってきました。サイズは劣りますが４匹を取り込みようやくツ抜けです。正面の青年も釣り座を移動し始めます。

いよいよ、私たちの納竿時間が迫ってきました。BB志水氏は、またの再会釣行を約束して、20匹超の釣果で私より30分程早目の納竿されました。

その後、頑張ってみますが全くアタリがないままに、とうとうタイムリミットの午後２時に。私も続いて納竿とすることになりました。でも、師匠と釣りが出来て良かった！　でないとこの時間まで頑張れませんものね。

やはり「兵庫・銀山湖」では、噂のメガワカサギは釣れました。また、ギガワカサギも居ました。今回は、欲張ることなく貧果ではありますが「狙ったメガワカサギを掛ける。」ということがほぼ達成できました。

当日の『湖畔』の釣果情報では、隣の新ドームで常連さんは、夕マズメ近くに群れの回遊に恵まれ40匹超まで釣果が伸ばせたようです。やはり、粘りも大切なようですね。

今回の釣行では、更なる次回の課題を発見することができました。次回は、師匠再会と同時にお題の達成釣行が楽しみです。今度は、3.・4・5匹掛けを狙います！

《釣行メモ》

サシエ

アカサシ・ブドウ虫