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5Gロッドを使っていただき、メジャークラフトの「本気」を体感してほしいですね(ヒロセマン/広瀬達樹さん)
メジャークラフトから新たにリリースされているロッドは、『ロックライバー5G』などの「5G(ファイブジー)」シリーズと『エギゾースト1G』や『フラットレック1G』などの「1G(ワンジー)」シリーズがメインとなっています。「5G」ってなんだかすごそうだけど、どんな特徴があるのだろうか?
また「1G」と「5G」の違いも気になるところ。メジャークラフトといえばこの方、ヒロセマンこと広瀬達樹さんに聞きました!
私(ヒロセマン)が解説します!
メジャークラフト 5Gシリーズとは?
メジャークラフトでは『ソルパラ』に代表されるような、リーズナブルかつハイクオリティなロッドを中心にリリースしてきました。「いいもの=高価」なのは当たり前なので、リーズナブルだけどいいものを作りたい。「ビギナーにとって優しいメーカーである」という創業当初からの想いがあるからです。
このコスパ路線こそメジャクライズムなのですが、「本気を出したらこんなのも作れちゃうんだよ!」を具現化したのが5Gシリーズで、ショア7ジャンル、オフショア3ジャンルをリリースしています(2023年8月末時点)。
5Gシリーズの大きな特徴は、「軽さ・感度・パワー」に優れるということです。ルアーを意のままに操作できて、海中の状況やアタリを的確に把握。ヒット後は粘り強いパワーで魚をリフトアップ。まさにルアーロッドに必要な要素を高次元で融合しているのです。これは今まで培ってきたロッド作りのノウハウはもちろんですが、新製法の「R360構造」(※1)と最新カーボン「東レ(株)T1100Gカーボン」(※2)の恩恵によるものが大きいと言えます。
随所に高級な素材やパーツ、製法を採用しているハイエンドモデルとなり、どうしても価格は高くなってしまいます。しかし、それに見合う、いえ! 価格以上の性能を備えていると自負しています。
上級者の方をはじめ、スキルアップしたいと考えているアングラーにぜひ使っていただきたいシリーズとなっています。
※1 R360構造カーボン繊維の向きをストレート(縦)、フェード(右斜め)、ドロー(左斜め)、サイド(横)方向に配置し、パワーと張りを兼ね備えた超軽量ブランクを実現。従来のブランク表面のカーボンテープ補強とは異なり、ブランク自体を多軸方向のカーボンシートで構成。360度方向の力に対応する究極のブランク構造
※2 東レ(株)T1100Gカーボン
ナノレベルで繊維構造をコントロールする技術を生かし、高強度と高弾性率化の両立を実現。航空・宇宙分野の構造部材に用いられる最新技術が詰まったカーボン
5Gシリーズラインナップ
5Gシリーズは、ショアジギング、シーバス、フラットフィッシュ、ロックフィッシュ、エギング、チヌ、アジングの7ジャンルが揃う。オカッパリの人気ターゲットを網羅!
クロスライド5G
タイドリフト5G
フラットレック5G
ロックライバー5G
エギゾースト5G
ブラックポーギー5G
鯵道5G
オフショアでは『ジャイアントキリング5G』、『レッドバック5G』、『エギゾースト5G(ティップラン&イカメタル)』がラインナップされています!
メジャークラフト 1Gシリーズとは?
価格を抑えた5Gの弟分と言えるシリーズです。5Gシリーズと比べて弾性率の低いカーボンを使用しているため、キャストしやすく飛距離が出しやすいのが1Gシリーズの大きな特徴です。
また、魚をヒットさせたときもブランクの粘り強さを感じることができます。ショア(オカッパリ)モデルは『フラットレック』『クロスライド』『タイドリフト』『エギゾースト』『鯵道』の5モデル、オフショアでは『ジャイアントキリング』『レッドバック』『グランシップ』の3モデルをラインナップしています。
1Gシリーズのロッドはルアーの重みをブランクに乗せやすいためキャストしやすく、経験値を問わず飛距離を稼ぎやすいですよ。
シャクリやジャークといったアクションを繰り出しやすいのも特徴です。
ロッドの選び方
これから釣りをはじめた、ハマるかどうか分からないから最初は価格を抑えたもので」という方には、コスパに優れる『ソルパラ』や『ファーストキャスト』シリーズが最適です。
「専用モデルを使いたい! ステップアップしたい」という方に『1Gシリーズ』、さらなる高感度や操作性を求める方には『5Gシリーズ』をおすすめします。
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