家島一文字波止でアジ・チヌ・アオリイカ・グレ・タチウオヒット

〇　はじめに

秋も深まり、やや肌寒さを感じるこの時期、釣友の毛馬会長率いる「黒闘会」の親睦例会に参加して来ました。

釣り場の家島沖の一文字波止で、いつも和気あいあいな愉快なメンバーに囲まれて楽しいひと時を過ごすことができました。

〇　清々しい夜明け

午前4時にたつの市・岩見港より出船した「のりくら渡船」が家島一文字に着岸して間もなく、綺麗な朝陽が釣り人のシルエットを映し出します。

ヘッドライトで手元を照らし、タックル準備に掛かります。まずはタチウオをワインドで狙ってみることにしました。

東の先端で２Fサイズがヒットしたようですが、西側でキャストする私たちにはノーバイト。夜が明け始めタチウオ釣りは終了です。

〇　ジグサビキでツバス・チャレンジ！

そうこうするうちに夜も明け、波止の西側の内向きにジグをキャストしていた釣り人にツバスがヒットします。

触発されたように、ジグサビキを用意してフルキャストしてみます。2度程「グッグ！」と反応があったにも関わらず、魚の顔を見ることなくこれも失敗です。

〇アオリイカを狙って！

さて次なるターゲットは・・・・と、アオリイカを狙ってみることに。3.5号エギにコイルシンカーを巻きつけ、8〜10ｍの水深のボトムに一気に落とします。

シャクリを3度程入れてカーブフォールで反応を見ますが、風が強くて四苦八苦の釣りが続きます。

東の波止際で頑張っていた毛馬会長が「どうですか！」と、差し出したアオリイカは800ｇクラス。さすが「さすらいのエギンガー」のお見事な釣果です。

結局、魚らしいバイトが2度程あっただけで消沈ムードとなってしまいました。

〇　　サビキでアジ狙い！

西側の波止は、サヨリの姿も混じってアジ一色です。早速、サビキ仕掛けを釣友にレンタルし数十年振りのサビキ釣りをしてみることにしました。

アミエビアゴにフカセ釣りをする釣友から調達した配合エサを入れて、海面に仕掛けを落とした途端に12cmサイズのアジが次々とヒットします。本日初めての魚信です。

サビキ仕掛けを少し深く沈めると、ベラが食ってきます。水汲みバケツが賑やかになって来ました。

軽食をはさみながら順調に釣果を上げると、どう見ても40匹以上はいます。2家族には十分過ぎる釣果です。

釣りザオを置いて様子を見に西側の波止から歩き始めると、声を掛けて下さる釣り人さんは、十人十色の釣りでカワハギ・アオリイカ、グレ、チヌ、イシダイ・キジハタ・・・と、大満足の釣果を引き出していました。

〇　　帰港後は、恒例のお楽しみ抽選会

「何が当たるかな？」の恒例のお楽しみ抽選会では、盛り上げ役の毛馬会長のいつものパフォーマンスで大いに盛り上がりを見せ、沢山の景品がプレゼントされて盛況のうちに親睦例会は幕を閉じました。

〇おわりに

当日は、ターゲットフィッシュは不発でしたが、今の瀬戸内・家島諸島は、秋の旬の波止でアジ・カワハギ釣りが楽しめます。2、3種類の魚種を狙って釣行してみてみるのもいいでしょう。

その時は、くれぐれも波止の小物釣りの準備はお忘れなく。

《釣行メモ》

チヌやグレはフカセ釣り用タックル