編集部が釣りの疑問をフィールドで検証
『飛び出せ ジッケンショー!』
今回のテーマは、、、、、
『ラインの太さで飛距離は変わるのか?』
ルアーフィッシングや投げ釣りなどのキャストする釣りにおいて、より遠くに投げれば投げるほど本命と出会える確率はアップします。一般的に太いラインより細いラインのほうがよく飛ぶと言われていますが、それは本当なのでしょうか? もしそうならどのくらい距離が変わるのでしょうか?
《実験方法》
シーバスタックルを用いて、PEラインの0.8号と1.5号で3投ずつキャストし、その平均値を出して比較しました。
《実験に使用したタックル》
ロッド…シーバスロッド9.8ft
リール…スピニングリール3000番
ライン…同じ銘柄のPEライン0.8号&1.5号
ルアー…12cmのスリム系ミノー(フック非装着)
これをフルキャストして毎回計測
《実験結果》
ライン号数 | 0.8号 | 1.5号 |
飛距離 | 飛距離 | |
1投目 | 55m | 42m |
2投目 | 55m | 40m |
3投目 | 48m | 46m |
平均 | 52m | 42m |
結構、飛距離にバラツキがありますが、そこは大目にみてください。
気になる結果は
0.8号・・・平均52m
1.5号・・・平均42m
なんと10mもの違いが出ました!
ラインの太さによって飛距離が変わるというのは本当でした。実際の釣り場で10m飛距離が違うと、探れる範囲が大きく変わってくるのではないでしょうか。
でも、むやみやたらにラインを細くするのはおすすめできません。釣り場の状況に自身の腕も加味して、適正なラインの号数をセレクトしたいですね。