瀬戸内海の真鯛の乗っ込みはここ数年明確でないとどこかに出ていました。鯛ラバを巻いていても、それほど数も型も立派なわけではないわたくしでもそう感じます。
でも乗っ込みを5月とするならば6月は麦藁鯛なのか? 暦は人の世の決めごとでありFishの皆様には自然界の別に感ずるものがあるのでしょう。
6月7日、中四国地域は令和8年の梅雨入り宣言3日目、例年どおりの空梅雨を想起させる晴天真夏日が続いたと思ったら、朝から台風並みの風雨。前夜諸用で伊予北条で宿を取って、駅まで風雨を縫って移動し、高浜漁港に着いた時にはほぼ大時化に近い状態になっていました。
小島船長からは、「今朝鯛釣りで出たんだが全然釣れなんだ。時化て来たし今日は中止したいが」という提案。
でも、せっかく伊予北条経由で広島から来たんで、1時間でもよいので出来る所まで出てみてもらえませんか? となりました。
港入口のすぐ近くで南から入って来る風を際どく交わしながら水深27mから33mで根掛りのないカケアガリの下の平な砂地を小島船長黙々と探って下さいました。が、アタリは全くないまま、船が回り直すのが困難になる程の早潮と時化……。
12時5分、これまで早あがりなんぞ言った事がない小島船長が「もうこれ以上は無理」、と言った時には台風並みの風波となっていました。それでもさすが漁師兼業船長、客を濡らさず港まで帰って来てくれた次第。
着岸して船をもやって、「これ」っと海藻とオレンジのラバーでネクタイを作ったゴング玉を沢山下さいました。
「いいんですか? こんなに沢山」といっているうちに、「これも」っとポンポンと真鯛を2枚。55cmと50cmの肉厚で見事な真鯛!

「小島さん、これはどこであげたの?」と聞いてみると、「今朝、さっきアンタが流した場所……」とのこと。うわ~っ、小島さんの「釣れなんだ」はこのくらいの事を言っていて、終始タナがいつも高かったんだぁ! 忘れていたぁ !
小島さんはちょっと笑って、「……またね……」

ひときわ雨が強くなって、松山観光港沖梅雨の鯛ラバ、ショートショータイムは終了。
さてさて今回の旅釣りです。

旅釣り
1.伊予北条、太田屋(089-993-0021)と夕食鯛尽くし
JR四国、予讃線を今治に向かって北上するとあるのが伊予北条駅。願事を短冊に書くと願いが叶う祭りが5月にあるそうだが、老舗旅館の太田屋は伊予北条駅から徒歩10分。建物内装はアンティークながら、ジェット風呂と夕食が真鯛づくしなのには驚いた。
御刺身、煮つけ、玉子、御吸物、鯛めしとフルコース。料理だけの御客様は現在は受けておられないようですが、宿泊込みで2食で8,700円で採算合うのか? こっちが不安になる豪華さと味、出来れば次回は冬季に鯛ヒレ酒も頼んでみたいものであります。

旅釣りもうひとつ。
2.松山観光港セトトフ
飾らない小さなこころの美術館。1日20食限定おおすめセット。
本日の瀬戸内フライカレー、サラダプレート、選べるお飲み物。美味カレーと島と船の絶景。是非一度行って見て下さい。

半チャンラーメンは1968年創業の東京神田神保町の中華そば店「さぶちゃん」が初めて売り出したメニューと言われ、全国に伝播した超人気メニュー。右肩上がり高度成長まっしぐらの昭和ニッポンのサラリーマンの昼食の定番のひとつとして歴史的料理だと思います。
サブちゃんなき現代も都内ではまだまだ生息がみられるとは言え、生息が減っているメニューともいわれる。当日はセロリサラダも頼んでいただいたが、歯ごたえ宜しく超美味い。お昼にコレ食べて品川水族館見て夕方ツインクルレースで一杯やって、昭和のオトナの健全なBグルメデートコース。
機会作ってぜひどうぞ。
《釣行メモ》
釣行日/2026年6月7日
遊漁船/小島丸 090-4785-9910
出船場所/伊予鉄「高浜駅」下車徒歩7分、「松山観光港」ターミナルより徒歩5分高浜漁協横の港
潮汐/小潮
・満潮/13時18分
・干潮/07時47分(松山)
釣りに最適な全国の潮見表・潮汐(シンプルで見やすい 釣りぽ潮見表)
《使用タックル》
・ ロッド/小継金剛 1.86m(櫻井釣漁具)
・リール/23アドミラ 100XH(ダイワ)
・ライン/ディープワン 0.8号(サンライン)
・タイラバ/2stepTG 45g 金(START)
・ネクタイ/ブラックゴールド他

