兵庫県北但馬 小代渓谷まつり「ヤマメ釣り大会」参戦記/兵庫県

【釣りぽ編集部】の制作記事。基本的な釣り方や釣り場情報、イベント・キャンペーン情報を中心に紹介。

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〇はじめに

兵庫県北但馬の秋岡地区を流れる矢田川水系・小代川で『第38回・小代渓谷まつり・ヤマメ釣り大会』が、地元「新風会」主催によって開催された。

この大会には、かれこれ数十年前からの参加させて頂いており、大会様式も大きく変わり、お祭りを楽しむと同時に、GWに帰省する家族や子どもたちにも楽しめるイベントの大会へと移行してきた。

私は、多くの釣り仲間や地元ジュニアと再会できるのを楽しみに、懐かしむ思いを抱いて参加参戦をしてみることにした。

〇人混みを避け、堰堤の小ポイントに。

当日は大会参加者の長列が続いたため、午前5時30分の受付開始を待たずに受付時間を20分繰り上げて、釣り人は各人各様のお気に入りポイントを目指して移動となった。

受付を2番目に済ませた私は、混雑する1級ポイントの数か所を避けて2級ポイントとなる堰堤下の小ポイントを選択し、午前6時の釣りスタート時間を待つことにした。

2番ポイントの堰堤下

〇1匹目が白泡の中から!

釣りをスタートすると、白泡の中からいきなり20cmサイズのヤマメがヒット。ゆっくりといなしてタモにナイスイン。

2投目も一気に目印が引き込まれるアタリを瞬時にアワセ! 小気味の良い魚信を手元に感じながら2匹目をタモにおさめ、立ち位置を変えてさらに連発ヒット。幸先よいスタートとなった。

連発するアタリは、7匹・8匹・・・と、たまらなく楽しい時間を楽しむこととなった。

パーマークの綺麗なヤマメ

2時間で家族分の釣果

16匹を取り込んだところで、どうやら放流分は釣り上げたようだと判断し、エサの集魚効果のある生イクラからバイオブドウ虫に変えて瀬の中をドラグフリーで流す「瀬の釣り」へと切り替えた直後に良型の幅広いヤマメがタモに飛び込んできた。

楽しいくスリリングな時間は過ぎて行く。家族分には十分な22匹をキープしたところで、釣友の様子が気になり少し早めの納竿としすることにした。

当日の釣果

〇上流部では、釣友ペアが熱釣。

各釣り場の様子を伺うために、車を走らせ上流部から視察すると、釣友ペアが熱釣中。ダーリンは、グッドジョブ サインを返してくれる好釣果。

奥さんのサピちゃんも20匹超の釣果よ上々の様子で、3人のルアーマンの少年と仲良くエリア分けをして釣りを楽しんでいた。

かなり水深のあるこの淵ポイントは、いつもながら人気のあるポイントだけにかなり釣り人の出入りが激しく、狭い範囲の上下の釣りとなるが、しっかり食わせる小バリ釣法でボトムに張り付くヤマメを抜き上げていた。

仲良く釣りポイントを分けて

〇ダーリンは、攻めの釣りで30匹超の釣果

対岸の水深あるポイントから、しっかりとエサを飲ませて釣る「小バリ釣法」で数釣りを楽しんでいるダーリンは、名人級の腕前。確実に掛けて・捕るに徹して根気強い釣りを展開していた。

〇「もみじ広場」では、多数の模擬店

もみじ広場に足を運ぶと、多くの模擬店が準備中、中でも私のいつものお目当ては「栃餅」開店時間が楽しみ!

ファーストフード、飲み物・うどん・焼きそばetcの模擬店

〇オープン前のヤマメの塩焼き準備。

風裏になる河川敷寄りでは、「新風会」の若手メンバーが「ヤマメの塩焼き」の櫛刺し・火起こしと、準備におおわらわ。

焼き加減の調整にも余念がない

〇賑わう、ヤマメのつかみ取り

いよいよ、親子も大興奮のヤマメのつかみ取りがスタートすると、渓谷に子どもたちの歓声が響き、パパさん・ママさんの応援コールと撮影会が始まる。

今年の思い出の中でもより一番の笑顔でヤマメつかみ取りを楽しんでいた。

〇大会入賞者のみなさん

午前中のすべてのイベントが終了し、昼食時間を終えて、いよいよヤマメ釣り大会の表彰式。一般の部の上位入賞者は、昨年の入賞者の顔ぶれも見られる中、中学生・小学生の部でも健闘が見られる釣果やグッドサイズのヤマメが釣れていた。

一般の部は、釣友が独占!牧野先輩が優勝、サピちゃんが準優勝、濱さんが3位

〇フィナーレのお菓子まき!

フィナーレとなる「お菓子まき」は、渓谷まつりの最大のイベント。老若男女問わずおおいに賑いを見せ、渓谷まつりは盛況の内に幕を閉じることとなった。

新風会・今井会長は、「この小代川の清流を守り、次の世代と共にこの行事を引き継いで、多くの幸せを感じ取って欲しい。」と、閉会の言葉を添えたのが印象的であった。

〇釣ったヤマメは三杯酢に漬け

持ち帰った小振りのヤマメは、素焼きにして熱いうちに三杯酢に浸して、骨も柔らかくなり保存も効くため楽しく頂きました。大型のヤマメはBBQ用に真空パックで冷凍庫で保存となりました。

保存も効き、骨も柔らかくなります
真空パックでBBQ用に冷凍保存

〇おわりに

今回も晴天に恵まれ、賑いを見せた「小代渓谷まつり」でした。とにかくアットホーム! 地元の人たちはとっても親切でした。

すべての人に心のゆとりと幸せを感じ取らせてくれる笑顔が絶えない、素晴らしいお祭りでした。来年も会えるかな? 沢山の釣り友だちや少し大きくなったジュニアたちに・・・・。

《釣行メモ》

釣行日 2025年5月4日
釣行場所 兵庫県・秋岡渓谷(矢田川水系・小代川)
天 候 はれ時々くもり
水 温 8.0〜10℃
気 温
13.0〜21.0℃

《参考タックル》

竿 旧  流翔 7.0m(シマノ
天井糸 ザイト・フロロ(オーナーばり
水中糸 ザイト・フロロ(オーナーばり
目印 プロ目印(ピンク・オレンジ・イエロー(オーナーばり
オモリ ガン玉 B〜3B
ハリ カッパ・マタギ 5、6号(オーナーばり

《エサ》

サシエ 生イクラ・バイオブドウ虫
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