友人たちとキス釣りへ出かけました。この日最初に訪れたのは下府川の河口。川幅はさほど広くなく、水深もかなり浅いですが、海からキスが群れで入ってくる場所で、よい群れに当たれば短時間で2ケタも有望です。釣り座となる護岸は足場もよく釣りしやすい環境です。
今回はルアーロッドに軽めのオモリでのちょい投げで狙います。ハリは1本、エサはイシゴカイです。キスといえば多バリで連掛けできる魚ですが、1匹ずつのアタリと引きを楽しめるこのスタイルはビギナーにも好評です。タックルの扱いやすいし、仕掛けが絡んだといったトラブルが少なく楽しめからです。
友人たちにキャストの仕方を伝えて散らばってもらい釣り開始。最初はコントロールも飛距離もままなりませんでしたが、10分もすればコツをつかめたようでピシッとキャストして仕掛けを引き、キスを釣り上げていきます。
「アタリが手元にビビビッ! ってきますね!」
「キスってけっこう引きが強いんですね!」
そう、キスを初めて釣った人はたいてい、このアタリのよさと引きの強さに驚きます。魚体のきれいさと細さからは想像できないからでしょうね。こういう体験をしてもらえるのがガイド役としてはなんともうれしいものです。
「もうちょっといいサイズが釣りたい!」
「ほかに場所はないんですか?」
釣れると欲が出るもの(笑)。というわけで、少し移動して唐鐘漁港へ。こちらは下府川よりも水深があります。サイズのよいキスがいればいいのですが……。
「ちょっといいサイズきました!」
楽しそうに全員釣ってくれました。
こうして12時までコンスタントにヒットを楽しんで納竿。釣果は1人10匹以上は釣ったそうで、今夜のおかずにするそう。女性陣は南蛮漬け、天ぷら、唐揚げと食べ方談義で盛り上がっていました。
キスは今後も期待できます。こんなふうに友人や家族と出かけて楽しめます。
今年は猛暑です。こまめな水分、塩分補給をする。ちょっとでも体調に違和感を覚えたら涼しい場所で休むなど、熱中症対策をして楽しんでください。
《マップ》
※マップの釣り場の大まかな場所です。釣れたポイントとは異なります。自己責任の元、十分に注意して釣行してください。
《釣行メモ》
釣行日 | 2018年7月14日 |
潮汐 | 大潮 |
満潮 | 12時30分 |
干潮 | 04時59分 |
(浜田) |
《使用タックル》
竿 | ルアーロッド 7〜8ft | |
リール | スピニングリール 2000〜2500 | |
道糸 | アーマードF 0.6号 | DUEL |
リーダー | トルネードVハード 2号 | サンライン |
オモリ | ちょい投げテンビン 3号 | 景山産業 |
ハリ | 白狐 4号(2号のハリス付き) | オーナーばり |