2018年1月4日、北海道の初釣りに行きました。今回は午前中沖五目のみの予定でしたが、昼からの人数が集まらないということで数合わせでボートロックにも行きました。この日は状況がよくわからないので、タイラバのみ持っていこうと思い、スピニングタックルを2タックル持ち込みました。
今回は水深70~80m付近のやや沖の根周りを狙うということで、九州と同じようにスピニングタックルでも巻き上げの速さとパワーが要求される釣りだなと思い、炎月プレミアムのスピニングタックルで臨みました。
使用したタイラバのヘッドは150g、スカートネクタイのカラーはピンク/赤でした。
当初、ポイントについて一投目からヒットし、その後もずっと釣れ続き、クロソイ、アイナメ、ヤナギノマイ、エゾメバル、ギスカジカ、ホッケ、マゾイといった多彩なゲストを釣ることができました。
特に煮つけが美味しいヤナギノマイと刺身が美味しいマゾイの型物が釣れたので非常に満足でした。その他に、アイナメは50cmオーバーを筆頭に釣れ、新年早々幸先が良かったです。
他の方は主にエサ釣りでやっており、胴突き仕掛けにオオナゴ(イカナゴの大きいもの)、赤イカなどいろいろなエサを付けてされてました。
この日はタイラバがなぜか好調で、エサの人を差し置いてソイだけで36匹、他の魚を入れると50匹程キャッチできました。狙って取る気はなかったのですが、意外にも竿頭でした。
今回は活性の高い魚を効率よく釣るということで、比較的速い速度で巻き、かつフォールもフリーフォールでフォール速度を稼ぎ、ひたすら見切らせず、着底後の最初の巻き上げでヒットさせることに着意してやっていたところ功を奏しました。
今回もスピニングタックルのみで釣果を上げていたため、周りのタイラバをする人からはリールの番手等聞かれました。やはり、スピニングタックルでのバーティカルは超マイナーで、そのメリットなどについては認知されていないところが多いように感じられました。
昼からはボートロックに行き、潮が全く動いていなかったので、北海道式ひとつテンヤをやるとまたも50cmオーバーのアイナメがヒットしました。その後、少し沖の根周りに移動し、タイラバを始めるとまたも50cmオーバーのアイナメがヒットしました。この日だけでも、50cmオーバーが3匹も釣れてしまい、幸先が良いと感じました。
陽が落ちる頃に、いつもの沖堤防周りに移動し、中型のソイをみんなでぽつぽつ釣ってその日は終了となりました。昼からは微妙に渋いながらも、30匹ぐらいは釣れていたように感じました。
この時期のアイナメはやはり水温が低いためか、底付近でのアタリが多かったです。それをひとつテンヤ狙い撃ちにすると効果覿面でアイナメの強い引きをダイレクトに味わえるひとつテンヤのタックルがますます好きになりました。
次回はまた沖五目です。大きい物を狙うということで、今年は50cmオーバーのソイがたくさん釣れるといいなぁと思っています。
《釣行メモ》
釣行日 | 2018年1月4日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 15時47分 |
干潮 | 10時10分 |
(苫小牧東) |
《使用タックル》
竿 | OCEA炎月投げ式S641F、炎月プレミアムS610MH 炎月ひとつテンヤSPECIAL235H | シマノ |
リール | 14ステラ4000(PG) | シマノ |
17モアザン2510LBD(リブレのハンドル仕様)、12トーナメントISO3000H(リブレハンドル仕様) | ダイワ | |
ライン | PE0.8 〜1.2号 | |
リーダー | 3〜4号 | |
ハリ | マイスターフック | ハヤブサ |
ルアー | セブンスライド 150g、60g | セブン |
ひとつテンヤ | スイミングテンヤ50g+キジハタグラブ4.5インチ | エコギア |
防寒シューズについて
最近購入した防寒靴について紹介します。
KEENの『ウィンターポートⅡ』とシマノのスーパーサーマルブーツ『ジオロック・スーパーサーマルカットラバーピンフェルトブーツ FIRE BLOOD』です。
KEEN『ウィンターポートⅡ』
北海道は雪と寒さが厳しい地域で、しかも路面凍結しやすく、歩いていても転ぶという危険な場所も多くあります。転倒と寒さを防ぎ、冬をのんびり過ごすために購入したものの、KEENのブーツは履き心地はとても良いものの、レビュー等でもあるように足を入れるブーツの口がとても狭く、かつ広げたりできないので、履いたり、脱いだりするのが慣れるまで非常に苦痛です。
サンダル感覚で気軽に履きたい人には絶対にお勧めしません。履き心地は北海道のように冬がとても寒い場所なら良いですが、商業施設に行くときや九州の極端に寒い時期以外に履くとかなり靴の中が蒸れます。
釣りに行く際(堤防限定、磯には専用のブーツで行って下さい。)には良いですが、普段履きについては、九州の人にはお勧めできません。
シマノ 『ジオロック・スーパーサーマルカットラバーピンフェルトブーツ FIRE BLOOD』
シマノのスーパーサーマルブーツは、今まではサーマルブーツを雪かきをする際と釣りの兼用で買って使っていたのですが、さすがに北海道の寒さの前では靴下の二重履きや靴底のカスタムなどで対応しても足の指先が寒くて仕方ない状況になっていたので、釣具店の店頭でたまたま見かけて、気になって購入しました。
履き心地は最高で、北海道の寒い冬でも今のところ対応できています。しかしながら、少しつま先が寒い時もあり、そこを処置すれば言うことなしです。ブーツの口はゆったり目で、長靴感覚で気軽に履け、ジオロックソールのため靴底も自分の好みのソールに換えられるので非常に汎用性が高く、値段はそれなりにするものの、これは買って後悔しないとお勧めできます。
この靴もやや暖かい場所で履くとやはり蒸れるので、そこは状況に応じて履物を変えるようにした方が良いと思います。
いずれの品も非常に良いものなので、自分の使用目的に応じて選択すると冬の釣りが快適になると思います。