●主催/エギ王COMMUNITY 瀬戸内エギングクラブ
●協賛/YAMASHITA、つり具のわたなべ、the BACKWATER
大会リポート
10月8日に、瀬戸内エギングクラブ主催の「Fisherman’s Meeting」が、岡山県は倉敷市児島地区で開催されました。
主催の瀬戸内エギングクラブは、ヤマリアコーポレーション(ヤマシタ)が運営する釣り専用SNSサイト・つりサミット内のエギ王COMMUNITYで誕生したサークルです。エギングがメインの実釣や清掃活動もある賑やかな大会をレポート致します。
今回の参加者は26名。大阪府・兵庫県・岡山県・香川県・愛媛県からの参加が多く、遠くは高知県や和歌山県からお越しの方もいらっしゃいました。
本大会の趣旨は競争ではなくミーティング。そう、参加頂いた方に自然と触れ合って頂き、参加者どおしのコミュニケーションと親睦を深めて頂く大会です。
そして日頃からお世話になっている自 然に対する美化活動に興味を持って頂き清掃活動を実施することを目的として開催しています。
6:00からの受付時に各参加者に対してゴミ回収用の袋を配布。実釣で訪れたポイントの周辺を清掃して廻る方法で、美化活動への協力をお願いしました。
実釣がある以上、順位をつける訳ですが、今回は個別表彰の他にグループに別れて行動して頂き、団体での表彰もすることにしました。
開始早々に、各グループで作戦を打合せ。最干潮からの上げ潮のタイミングだったので、皆さん真剣な表情で意見交換。
直ぐに車に分乗して移動を開始するグループ、とりあえずタックルを取り出し海に向かうグループ、作戦が吉と出るか凶と出るか、楽しみ な時間が始まりました。
最初の釣果は干潮時に地磯を渡り歩いたグループでした。満潮時にはアクセスできないポイントに向かい足で稼ぐ算段。シャローにゴロタとシモリが点在するエリアをコンスタントに攻めた作戦が成功したようです。
今シーズンの岡山近海のアオリイカの釣果はまずまずとのこと。本日もそれなりに釣れるだろうと予想していたのですが、リリースサイズばかりで釣果が伸びない意外な展開に。
次に好調だったのが、サーフと隣接する岩礁帯に入ったグループ。ここでは連続してヒットしたとのこと。
釣果が少ない中でも、各グループとも釣果を重ねていきタイムアップを迎えることとなりました。
帰着した参加者から個々で回収したゴミを引取り、ドキドキの検量タイムです。
今回から小さなお子さんや、エギングをしない方にも参加して頂きたく魚を狙ったルアーやエサ釣りも表彰の対象としました。
全体の釣果は、実釣5時間でアオリイカ14ハイ、マダコ1パイ、魚は3匹でした。
表彰式は自然と全員が輪になってお互いを称えあう和やかなムード。参加賞のほかに、必ず全員が何らかの表彰を受けることが出来て楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
大会全体を通じて感じたことは、参加者全員が楽しく同じ時間を共有出来たことです。
釣れても釣れなくても、みんなと一緒に動けたこと。初参加であっても自然と話の輪の中に居る。そんな柔らかい感じのある素敵なミーティングでした。
大会終盤のフリータイムでは、岡山の釣り専用ジーンズメーカーであるtheBACKWATER(ザバックウォーター)さんのプレゼンと展示即売会も実施。
プレゼンでは驚異の撥水機能に会場からどよめきが。日頃では買えない特価品を販売して頂き、盛大に盛り上がりました。
清掃活動にも積極的に参加頂けたことに感謝し、来年も開催することを約束して閉会となりました。
参加頂きました皆様、そして協賛頂きました各社様に御礼を申し上げます。
大会ギャラリー