●主 催/ TFT(東レ・フィッシング・チーム)四国
●後 援/東レ・モノフィラメント株式会社
●協 賛/一般社団法人宿毛市観光協会
●開催日/ 2025年5月25日
●渡船協力/西田渡船、フィッシング吉村(順不同)

2025年5月25日、高知県宿毛市 宿毛湾にて「東レ懇親チヌ釣り大会 IN 宿毛」が開催された。今大会には四国や中国エリアのほか、兵庫県や福岡県などから34名の選手が集まった。
午前5時より受付開始。開会式や大会ルール説明の後、抽選によって決まった順番で西田渡船さんとフィッシング吉村さんの渡船で釣り場に移動した。本来は全員が磯に渡る予定だったが、この日は風が強いため安全を考慮して、港内の防波堤も使用した。
試合時間は13時まで。競技時間内に釣れたチヌ3匹までの重量で順位が決まる。
宿毛湾はチヌの魚影が濃く、「マッスルチヌ」と呼ばれるパワーのあるチヌが釣れることで知られている。数・型ともに期待できる時期に入っていたが、この日は前日の大雨と急な気温低下が影響したのかチヌの活性が下がっていた。
例年と比べると厳しい状況となったが、時間が経過するにつれて日頃磨いた釣技を駆使して竿を曲げる選手も増えていった。
13時に試合終了。釣り場から戻ってきた選手から検量スタート。全体的に数は出ていなかったが半数以上の選手が検量にチヌを持ち込んだ。数は出なかったが釣れているチヌは良型揃いで、50cmオーバーのチヌが何匹も釣り上げられていた。
そんな中、唯一人、検量リミットの3匹のチヌを釣り上げたのが池田文子選手。2位に1kg以上の差を付ける4,402gで見事優勝の栄冠を手にした。

表彰式では入賞者に多くの副賞が贈られた。また1位と2位、そして東レ賞となる10位の選手には一般社団法人宿毛市観光協会より宿毛湾で開催される「宿毛チヌパラダイスカップ」決勝への出場権が与えられた。
表彰式後はプレゼント抽選会などが行われ、最後まで盛り上がった大会となった。
《大会結果》
優勝 池田 文子 4,402g(3匹)
2位 八幡 俊男 3,232g(2匹)
3位 長山 慎一 3,034g(2匹)
4位 川端 英雄
5位 岩成 博司
6位 木下 慎也
7位 坂本 孝広
8位 小笠原 誠
9位 早見 海里
10位 松岡 高平
(敬称略)

優勝/池田選手の仕掛け
道糸/銀鱗スーパーストロング ブラックマスター エクストラ 1.75号(東レ)
ハリス/トヨフロン スーパーL・EX ハイパー 1.75号(東レ)
竿/ベイシス 1.2号(シマノ)
リール/BB-Xハイパーフォース2500(シマノ)
ウキ/0号
ハリ/閃刀チヌ 3号(ヤイバ)
2位/八幡選手の仕掛け
道糸/銀鱗スーパーストロングXO 2号(東レ)
ハリス/トヨフロン トーナメントガイア 2号(東レ)
竿/がま磯 ブラックトリガー 1号(がまかつ)
リール/トーナメントISO 2500(ダイワ)
ウキ/大知A&y 2B(工房大知A&Y)
ハリ/スパイクチヌ 2号(がまかつ)
大会ギャラリー
開会式から試合
受付及び抽選の後、開会式。岡崎チーフフィールドテスターからの挨拶や大会ルール説明が行われた。












検量
検量には50cmオーバーの良型チヌも持ち込まれて盛り上がった。












表彰式
表彰式。中西毅インストラクターによる総評の後、上位入賞者が発表された。





