水温低下と潮が動かずで激渋の釣行 クロムツ~オニカサゴリレー釣行/南房総 江見漁港沖「渡辺丸」(千葉県鴨川市)

釣歴30年、得意なジャンルはキスの投げ釣りと船釣り全般です。特に、最近は全国各地でタイラバで遊んでます。メインフィールドは北部九州及び北海道です。海、淡水問わずいろいろな釣りにチャレンジし、特に、海釣りにおいては北海道のタイラバの普及、レバーブレーキを使用したスピニングタイラバの普及等に力を入れてます。

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11月14日、今回は、南房総の渡辺丸さんでクロムツ~オニカサゴのリレー釣行に行きました。

いつものように3時30分に集合し、出港し、20分程走ってからクロムツ釣りを開始しました。

 

今回は、先行している船から潮が速いという情報があったので、フラッシャーサビキではなく、ハリスが長いエサ釣りの仕掛けを使用しました。

1投目は、案の定当たりがなく、しかも前日まで水温が10度近く落ちていて、まだ安定していない状態で、魚の活性がとても低い状況でした。

 

2投目に隣の方が釣れて(今回は胴の間(一番真ん中))、しばらくして私にもアタリが来ました。

最近、毎回ミヨシや艫が釣れて胴の間は一番釣れづらい状態になっていますw

1匹釣れてしばらくして2匹目が釣れました。この2匹目を釣った時に今日のパターンがつかめたので、そこからコンスタントにヒットを重ね、トータルで6匹上げることができました。

1匹だけ刺身にできる程の良型のクロムツがいて、非常に満足しました。

 

そこからオニカサゴの釣り場に移動し、開始すると、早速アタリが来ました。慎重に上げてみるとアカイサキでした。

アカイサキ

 

そこからはアタリがない状況が続きました。

水温の低下と潮が流れない状態で、しかも活性の高い魚はミヨシからポイントに入っていくので、ミヨシにヒットし、艫の人はほとんどヒットがないような状態でした。

そんな中で、なんとか大分の漁礁でよくやる着底して3秒ほどステイしてから巻き上げる方法で本命のオニカサゴを1本釣りましたが、後が続きません。

しかも、非常に根が荒い釣り場で、根掛かりが酷かったです。

 

常に仕掛けを動かしている状況でしたが、今回は着底し、竿で仕掛けを上下させて食わせるやり方が良かったそう。いつもオニカサゴを釣っている大分の釣り場とはやはり異なるやり方があるのだなと、とても勉強になりました。

最後の方に、この釣り方でなんとかウッカリカサゴを追加し、納竿となりました。

 

今回の釣行では、クロムツをエサ釣りの仕掛けで狙う要領をつかめ、南房総のオニカサゴ釣りの方法について学ぶことができたので非常に有意義な釣行となりました。

こちらの海域では、深海魚のアラも釣れるそうで、今回は少し期待していたのですが釣れなかったので少し残念でした。次回こそは、オニカサゴとアラを釣りたいと思いました。

カサゴ
釣果

 

また、今回はリコールから戻って来た21ビーストマスター3000EJが正常に動いてくれたので、安心しました。一応、予備で2つリールを持ち込んでいましたが、杞憂で良かったです。

 

早く2号機が戻ってきて、2台使用して釣りができればと感じました。

 

《釣行メモ》

釣行日 2021年11月14日
潮汐 長潮
 満潮  01時10分
 干潮  06時47分
(勝浦)

《使用タックル》

竿 バーローズH(剛樹
リール 21ビーストマスター3000EJ(シマノ)
道糸 PE3号 600m
ハリス フロロ6号 5cmと1m、幹糸8号50cmの2本鈎
ハリ オニカサゴ 17号 ひねりなし(がまかつ)

《エサ》

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