編集部が釣りの疑問をフィールドで検証
『飛び出せ ジッケンショー!』
今回のテーマは、、、、、
『100円のルアーでシーバスは釣れるの?』
前回のエギ編に続いて今回は100円均一ショップで売ってる100円(税込108円)のルアーで実験! ミノーでシーバスを狙ってみました。
※感想や釣果は使用したルアーのものです。同価格の物でも製造・販売元、また個体によって異なっています。
《実験方法》
某100均で購入したルアー(ミノー)でシーバス実釣に挑戦!
釣行したのは12月中旬の徳島県鳴門市。ちょうど産卵後の個体と産卵前の個体が入り交じるシーズンで数・サイズともに期待できる時期!
またアングラーは編集部スタッフでは技術的に釣れない可能性があるため、助っ人に川畑篤孝さん(ハヤブサ・ゴーセンフィールドスタッフ)と川畑さんの釣友の富田さんに釣行してもらいました。
アングラーは川畑さん(左)と富田さん
◯実釣前にルアーをチェック
シーバス用のミノー。訪れた店舗ではサイズが2種類、カラーは数種類ありました。タイプもフローティングとシンキングがラインナップ!
カラーリングはまずまずな感じですが気になったがフック。。。
ぱっと見ただけで不安を感じるフック。なかには明らかにハリ先が丸くなっているものも・・・。メーカー製トリプルフックに交換した方が良いけど、今回は実験なのでそのままチャレンジ!
まずは明るい間にルアーを引いて動きをチェック。泳がせてみると、いい感じのウォブリングアクションです
《実験結果》
深夜に釣り場に入り、さっそく100円のミノープラグでシーバスを狙ってもらうことに。
初めて使う100均のルアーに「釣れるのかなぁ〜」と半信半疑な川畑さんでしたが、ルアーを泳がせてみると
「お、アクションは結構いいですよ!」
「でも流れがある場所に入るとバランスを崩しますね。あと、最大の心配はフックの強度かな。この釣り場は流れがあるので、掛けたら慎重にやり取りしますね」
良い点・悪い点をすぐに見つけ出して本気モードで狙ってくれます。
2時間後が経過した時、
「食った!」
川畑さんの声が釣り場に響き渡りました!
フックの強度に不安があるので無理できないこともあって、ヒットした魚は縦横無尽に走り回ってどんどんラインを引きずり出していきます。
川畑さんはロッドを寝かせてエラ洗いを避けつつやり取り。
そして、ランディング成功!
なんと70センチクラスのナイスサイズ!
「ほんまに釣れたね。100円のルアーでシーバスって釣れるんやね!」
やり遂げた男の笑顔です!
気になるフックはというと、曲がりも折れもせずに耐えてくれました!
と、思いきや、フックを外そうとプライヤーでつかんでひねった瞬間、「ポキッ」という乾いた音ととも簡単に折れてしまったのでした。
結論 100円ルアーでシーバスは釣れる!
ただ、気になる点もいくつか・・・
・フックの鋭さが劣る
・飛距離が出ない
・流れがあるところではバランスが崩れる
とは言え、値段が100円ということを考えると優秀なのかも?
フックを交換したり、川畑さんのようにマイナス点を理解して釣っていくとナイスサイズのシーバスをキャッチできる! かもです。