11月4日、昼前から時間ができたので昼前から松山市近郊へチヌのフカセ釣りへ
この日は北の風がビュンビュンと吹きつける生憎の天候で、海に着くと波も高くなってました。
しかし、こんな時でもチヌが釣れるポイントがあるのです。それが伊予港の港内。
防波堤に囲まれた港内は風はあっても海が荒れることは少なく、またこの時期にはフカセ釣りや紀州釣りでチヌの数釣りが楽しめる好ポイントです。
しかし、考えることはみんな同じで、到着した伊予港内にはたくさんの釣り人が。
足場が良くてトイレもあり、スーパーやコンビニも近くにある釣り場なので、家族連れでサビキ釣りをしている人が多かったです。
伊予港は岸壁と左右から伸びる防波堤が主なポイント。私がいつも竿を出すのは岸壁の北側の倉庫の前。
到着した時は何組かがサビキ釣りをしていたのですが、風が強くなったためか帰る人がいたので狙いの場所で竿を出すことができました。
まずはマキエ作り。オキアミと配合エサ『チヌパワームギスペシャル』を混ぜ合わせたもの。
オキアミは解凍する時間がないのでスライスされている『キザミッコ(2kg)』を使用。軽くほぐして海水を少し加えるとすぐに溶けるので短時間の釣行にぴったりのオキアミです。
サシエは黄色いオキアミ『くわせオキアミ 食い込みイエロー』を使いました。
水深はそれほど深くないので、まずは0号ウキの軽めのスルスル仕掛けでスタート。
釣り始めるとさらに風が強くなり、風に押された上潮だけが流れる状況に。マキエとサシエがどんどんズレていき、たまにエサ取りにサシエを齧られるぐらいで釣れる気がしない。
そこでハリスにガン玉2号と4号を打って、仕掛けが馴染むとウキが沈むように調整。アタリは道糸や穂先でとります。仕掛けをうまく張れないので苦手な釣りですが、上潮が滑りすぎて、これでないと釣れる気がしません。
マキエは遠投すると風でバラけるので、近場の7〜10m沖に集中。
3投目に仕掛けを回収しようとすると魚が掛かっていて20cmほどのキビレをキャッチ!
続いて数投後にチヌがヒットするも、こちらも仕掛けを回収しようとするとヒットしていた居食い。
釣れてうれしいけど、2匹連続で居食いというのは、アタリがとれてないということなので悲しい。
チヌの動きがあまりないようなので、ここからは道糸の張り加減と動きに集中。すると、風で押されていた道糸が少し走ったような気がしたのでアワセを入れるとヒット!
これも小型ながら、掛けて釣ったうれしいチヌでした。
その後、風が少し弱まってくるとアタリが取りやすくなり小型のチヌを2匹追加。
同じように攻めていると道糸が走って穂先までくる強いアタリ。アワセると横方向に力強く走るので「ボラか?」と思いながらやり取りすると、上がってきたのはこの日の最長寸35cmのチヌでした。
風もさらに弱くなり、チヌの動きもよくなってきたけど、ここでマキエが無くなって納竿。
強風に苦戦したものの3時間弱の釣りで6匹のチヌ(キビレ含む)を釣り上げることができました。
チヌのフカセ釣りは磯だけでなく、足場の良い岸壁や防波堤で手軽に楽しめる釣りです。伊予港内は5〜10mと近投でも釣れるので、フカセ釣り初心者にもおすすめです。
当日の仕掛け・エサ
竿 | 鱗海マスターチューン 1.2号530 | シマノ |
リール | LB付きスピニングリール | |
道糸 | ナイロン 1.5号 | |
ハリス | フロロ 1.2号 | |
ウキ | 大知ウキGP 0〜0シブ | 工房大知A&Y |
ハリ | チヌ針2号 |
2万円代とは思えない高スペックで人気のチヌ竿です!