東京湾海底峡谷の深海ザメ釣り/東京湾口(神奈川県三浦市)

釣歴30年、得意なジャンルはキスの投げ釣りと船釣り全般です。特に、最近は全国各地でタイラバで遊んでます。メインフィールドは北部九州及び北海道です。海、淡水問わずいろいろな釣りにチャレンジし、特に、海釣りにおいては北海道のタイラバの普及、レバーブレーキを使用したスピニングタイラバの普及等に力を入れてます。

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今回はコロナのため、深海釣り大会が中止となり、船宿さんのご厚意で人数制限をして深海釣りの乗り合いで出船しました。

東京湾口の東京湾海底峡谷での釣りでした。

 

当日は潮が速く、糸フケがかなり出ました。

今回に備えてシマノの【ビーストマスター6000】にはPE4号を1200m巻いていましたが、1番深いところではカウンターが700m超になりました。

錘は手巻きの人がいて、回収が大変ということで250号指定でしたが、さすがに水深がかなり深いので、もう少し錘が重たければ釣りやすいと思いました。

一投目でトウジンが釣れ、その後、目的の深海ザメのフトツノザメが釣れました。

他には子供の頃に大分県で目にしたことのあるアオギスに似たオキギスも釣れました。

フトツノザメ 釣り
フトツノザメ
トウジン
トウジン
オキギス
オキギス

 

餌はイワシやイカ、サンマを持って行きましたが、一番反応が良かったのはサバでした。

いつの間にか針を切られていることがけっこうあったので、やはり深海ザメやクロシビカマスなどに備えて、ケプラーやザイロンなどで補強し、針を切られないようにすることが大切だと思いました。

同船者のベテランの方は20キロオーバーのサメを釣っていて、深海にはロマンがあると改めて感じました。

また、隣の方は高級魚のアコウダイを釣っており、やはり深海はいいなぁと実感しました。

ぜひともまたチャレンジしたいと思いました。

 

今回お世話になった船は、テレビの鉄腕ダッシュの深海釣りでも度々出ている「丸十丸」さんです。船長や女将さん、常連さんも親切で非常にお勧めの船です。

釣船 丸十丸

こちらの個人ブログでもう少し詳しく当日の状況等も紹介しています。

日本の釣りにしらしんけん

 

【19ビーストマスター6000】シマノ の使用感(インプレ)

19シーボーグとの対比

19ビーストマスター6000
19ビーストマスター6000(シマノ)

【19ビーストマスター6000】を使ってみると、巻き上げ能力等は前モデルに比べて僅かながら上がっていると思いました。

しかしながら、バックライトのカラー切り替えもなく、少し液晶が見づらく感じました。

ビーストマスター 液晶

 

燃費の悪さは相変わらずで、頻繁に高速巻き上げするとバッテリーがいくつあっても足りません。(以前、9000番を使った石鯛のコマセ釣りでは1日で4個空にしました。)

今回のような深海釣りでは最低2個の大容量バッテリーが必要です。

なお、ビーストマスターは起電力が高く、リチウムバッテリーで動かないものもありますので注意が必要です。 (ダイワのリチウムバッテリーの9200等は作動しません。)

 

魚を掛けてからのやり取りは楽で、回収時にバレるという事はありませんでした。(テンションコントロール機能があるので)

 

なお、純正ハンドルはやや短いので、社外品に換えた方が良いです。(※画像のリールに付いているのはリブレのパワーハンドルです。)

 

ダイワの【19シーボーグ800MJS】と回収速度を比べると、やはりスピード特化しているしているの方が回収が速いと感じました。

19ビーストマスター6000(シマノ)と19シーボーグ800MJS(ダイワ)

オールラウンドで行くなら、個人的にはシーボーグの方が無難かなと思いました。シーボーグの方が燃費が良いので。

《釣行メモ》

釣行日 2020年4月11日
潮汐 中潮
 満潮  06時05分
 干潮  12時50分
(油壷)

《使用タックル》

竿 スタンディングバイトMR17 剛樹
リール 19ビーストマスター6000 シマノ
道糸 PE 4号 1200m  
リーダー ナイロン18号、ハリス:14号、幹糸:16号  
ハリ ムツ針20号  

《エサ》

サシエ サバ、イワシ、サンマ、イカ