●主 催/マルキユー
●会 場/長崎県(南九十九島一帯)
●開催日/2018年6月24日(日)
大会当日は25名のマルキユースタッフが参加し、うち23人がエントリー(「チヌの部」に12名、「グレの部」に11名)。
競技時間は5:30~11:00で、競技規定は【チヌの部】が2尾以内、【グレの部】が5尾以内の総重量で順位を決定。
【チヌの部】の1位が2019年(来年)開催の「第7回M-1カップ全国チヌ釣り選手権大会セミファイナル」の出場権を、【グレの部】の1位が2018年9月30日に大分県鶴見で開催の「第6回M-1カップ全国グレ釣り選手権大会セミファイナル」の出場権を獲得できる。
結果、【チヌの部】は有本亮一選手、【グレの部】は小林一史選手が、それぞれ権利を獲得した。
◎《大会結果・チヌの部》◎
優勝 有本 亮一 3,052g(2匹)「浮き波止」
2位 山川 恒智 2,505g(2匹)「八坪島」
3位 竹内 利夫 2,355g(2匹)「浮き波止」
(敬称略)
有本選手の仕掛け・エサ&コメント
【仕掛け】
竿:0.4号-5.3m、リール:2500番、道糸:1.5号、ウキ:LL-0シブ、ハリス:1.25号、オモリ:G2×2個、針:チヌ2号
【エサ】
・配合エサ:チヌパワーV10白チヌ、チヌパワーDASH、チヌパワームギスペシャル+オキアミ3kg
・付けエサ:くわせオキアミスーパーハード(チヌ)、くわせ丸えびイエロー、エサ持ちイエロー、食い渋りイエロー、高集魚レッド、アピールホワイト
【コメント】
配合エサの選択は『チヌパワームギパワースペシャル』は5種のムギと粘り、『チヌパワーV10白チヌ』は濁り、『チヌパワーDASH』は4種類のタブレットと3種類の粒など、それぞれ特性が違うタイプの配合エサを混ぜる事で、遠投が出来て表層から底まで狙えるオールラウンドのマキエサを作り、色々な状況に対応できるように選びました。
付けエサは、エサ取りの反応とチヌのアタリエサを探す為に複数のツケエサを用意しました。
朝からエサ取りの鯖子が多く、『高集魚レッド』と『アピールホワイト』以外は、底までツケエサが残らない状況でした。手前はエサ取りの数や種類も多かったので、手前から30m程沖の底に溜めたマキエサに底まで残る確率が高いツケエサをメインに使用して、ガン玉も途中から大きく変えてツケエサを這わせて(水深は15m程)、チヌのアタリを待つようにしました。『アピールホワイト』で釣れるチヌは型が良く数も釣れて本日のアタリエサでした。
◎《大会結果・グレの部》◎
優勝 小林 一史 2,270g(5匹)「ウキ瀬」
2位 大山 洋平 2,260g(5匹)「ウキ瀬」
3位 藤井 孝男 1,910g(5匹)「沖波止」
(敬称略)
小林選手の仕掛け・エサ&コメント
【仕掛け】
竿:M号-5m、リール:2500番、道糸:1.75号、ウキ:00~0、ハリス:1.5~1.75号、オモリ:G7~G5、針:グレ4~6号
【エサ】
・配合エサ:超遠投グレ、遠投ふかせスペシャル
・付けエサ:くわせオキアミスーパーハード(L)、くわせオキアミスペシャル(L)
【コメント】
配合エサは時期的にエサ取りや小さいフグも多く、出来るだけ遠投がしたいので『超遠投グレ』を、もう1つは拡散性に優れた『遠投ふかせスペシャル』を使用。
付けエサはエサ取り対策の為、なるべく身持ちがよい『くわせオキアミスーパーハード』と『くわせオキアミスペシャル』の(L)サイズを使用。状況としてはとにかくエサ取りが多かったので手前にマキエを多めに撒き、沖のポイントにエサ取りを移動させないよう少量のマキエで対応。
潮が動いている時間帯に手前から30m~40mラインの1ヒロ~2ヒロのタナでコンスタントの規定枚数を揃えることができた。