2019年2月11日、用事があり実家に帰った際に時間があったので、大分県蒲江沖を主とする遊漁船「Emperor」さんに乗せてもらい、久しぶりに沖五目へ出かけました。
この日は天気が悪く、状況が悪くなったら早上がりという条件で出港でした。
今回は当初はサバの切り身を付けたエサ釣りで、エサが尽きたらインチクでということでやってみました。
ポイント到着後、すぐにヒットし上げてみるとチカメキントキでした。非常に美味しい魚のため嬉しかったです。
その後、またチカメキントキがヒットし、キダイ、マハタモドキ、オニカサゴ、ヒメダイ、チビキ、ウッカリカサゴ、アヤメカサゴとコンスタントにヒットしていきました。
しばらくしてアタリが途絶え、瀬があらい所にポイント移動した際に、エサが尽きてしまったのでセブンの遊動式インチクの「海士」の300gで探っていた所、底から少し巻き上げたところでヒットしました。
最初は非常に強い引きでドラグが出て行ったので、マハタの大きいやつかなと思い、冷や冷やしているとなんとかギリギリのところで引きが止まったので、すぐに瀬から引きはがしにかかりました。
しばらく上げてくるとまた抵抗を始めて、ひょっとしたらブリかもと思い上げてくると、水面近くでまたドラグを出し、ブリかなと思い水面で確認すると5.7キロの良型の真鯛でした。
真鯛の割に水深の変化に強く、少し驚きました。
このポイントでは、過去にもインチクで6キロオーバーのヒラメや泳がせで5キロオーバーのマハタ、片天秤の仕掛けで8キロオーバーのブリを釣っており、非常に大物の実績があります。
また、この海域ではイシナギも出ることがあり、水深が150m前後のポイントですが、とても夢のある海域です。
次第に風が強くなってきて近場の漁礁周りに移動するも、潮が止まっており、アヤメカサゴやウッカリカサゴの小型はヒットするも、全く振るわず早上がりとなりました。
今回は久しぶりに良型の真鯛を釣ることができるとともに、食べたかったオニカサゴも釣れて大変満足でしたが、欲を言えばマハタが欲しかったところです。
大体いつも何本かは釣れる場所なのに釣れないのが意外でした。
《釣行メモ》
釣行日 | 2019年2月11日 |
潮汐 | 小潮 |
満潮 | 12時05分 |
干潮 | 05時42分 |
(大分) |
《使用タックル》
竿 | マッドバイパースタンディング195MH | ダイワ |
イトゲームリミテッド82 190H | シマノ | |
リール | ビーストマスター2000、オシアコンクエスト301HG | シマノ |
ライン | PE3号、1.5号 | |
リーダー | ナイロン14号、フロロ6号 | |
ハリ | オニカサゴ針18号 | がまかつ |
ルアー | 海士300g | セブン |
《エサ》
サシエ | サバの多作 |
【ビーストマスター2000の使用感について】
シマノの電動リール『ビーストマスター2000』を北海道でサクラマスに、そして今回九州の中深場の五目釣りに使用しました。
使った感想としては、リールの巻き上げ性能としては、同サイズの他のメーカーのリールよりも巻き上げ能力が高いというふうに感じられました。
しかしながら、探見丸と連動した海底表示や水深表示などは、近くに探見丸がある場合はあまり意味がないと感じました。リールを見るより探見丸を確認した方が見やすかったからです。
このリールは巻き上げ能力は非常に優秀ですが、サクラマスのバケ釣りの時に感じたのは、サクラマスの食い上げの際にレバーを動かしても反応しない時があることです。
設定に問題があるかと思いましたが、設定には問題がありませんでした。
考えられるのはリールのレバーの精度が精緻に作られているゆえにレバーが完全にゼロに戻っていいことがあり、そうなるとアタリがあってもクイックレスポンスが不可能となります。
電動ジギングなどにはパワーもあり、ラインキャパシティもあるので非常に最適だと思いました。
その他にも、オニカサゴ釣りやアジなどのビシ釣りにも最適だと感じました。
全般的に非常に良いリールではありますが、レバーのレスポンスが悪い所が玉に瑕という感じです。