●主催/釣研FG
2017年6月18日(日)~19日(月)にかけて上記大会が開催された。梅雨に入っていた九州一帯だったが大会当日は青空が広がり大盛り上がりとなった。
釣研FG会員で海外、国内の各支部を勝ち抜いた代表選手に前大会の上位3名、前々大会の上位2名、釣研推薦選手などを加えた計48名の精鋭が優勝を目指した。
予選リーグ
予選は長崎県平戸市の宮ノ浦一帯の磯で行われ、23㎝以上のグレの総重量を競うリーグ戦。3戦を行い、計21㎏を超える選手もいてグレの動きは活発かと思われたが、瀬によってムラも大きく、思うような釣りが出来なかった選手も。
決勝トーナメント
予選を勝ち上がった12名は、決勝を行う上五島一帯の磯へ渡った。決勝はトーナメント方式で、グレは25㎝以上が規定サイズとなる。
ムラこそあったものの、確実な1尾を仕留めていった木村真也選手、濵上幸喜選手、宮嶋恭二選手の3名が決勝の舞台へとコマを進めた。
決勝戦
決勝では3選手ともテンポ良く釣果を上げていくも、規定サイズギリギリも多く検量が注目された。しかし蓋を開けてみると2位と3㎏ほどの差をつけ、見事優勝を手にしたのは濵上選手だった。
「マキエの先打ち、時間をおいて追い打ちでマキエ。上層で食わなかったので、上下でツケエを挟みこむように幅広く攻めた。竿1本ほど入ったところでのアタリが多く、この時期にしてはかなり深かった」と話した。
地元五島での決勝を迎えた濵上さんだったが、トーナメント初戦ではお互い釣果なしの抽選選出など「慣れた地とはいえ、運要素もあって勝ち上がれました。とにかく嬉しい」と会場を後にした。
◎《大会結果》◎
優勝 濵上幸喜9,640g
2位 木村真也6,690g
3位 宮嶋恭二2,330g