ブラックバス(オオクチバス)【サンフィッシュ科】
北米原産の淡水魚だが、大正時代に芦ノ湖に放流され、今では日本各地に生息。オオクチバスやラージマウスバスとも呼ばれ、大きな口で小魚や甲殻類を捕食する。
ブラックバスは釣った場所(池、川、湖など)から生きたまま移動させることが禁止されている。県によっては、釣った場所を含めて条例でリリースが禁止されていることもある。釣行する県の内水面漁業調整規則などを事前に確認しておこう。
釣り方 | ルアー、ウキ釣り |
釣り場 | 河川、池、湖沼 |
ルアー
釣り方
ルアーに果敢にアタックしてくるブラックバスは人気の高いターゲット。川や池など、身近なポイントで楽しめるのも魅力のひとつ。ブラックバスは1年を通して狙えるが、気温と水温が高めの晩春から初秋にかけてが釣りやすい。
ブラックバスを狙うためのルアーは、ミノーやポッパーなどのプラグをはじめ、軟質プラスチックでできたワームが使用されることが多い。ワイヤーとブレードが組み合わされたスピナーベイトやバズベイトといったブラックバス特有のルアーでも狙える。
スピニングタックルとベイトタックルの2タイプのタックルがあり、軽めのルアーを遠投するならスピニングタックルが使いやすく、バスフィッシングのビギナーにおすすめ。ベイトタックルは太いラインが使えるうえに巻き上げ力が強く、慣れると精度の高いキャストができる。
ウキ釣り
釣り方
ブラックバスはノベ竿を使ったウキ釣りでも狙える。とくに難しいテクニックは必要なく、タックルもシンプルなのでビギナーにおすすめ。
エサはブラックバスが捕食している活きた小魚や甲殻類、ミミズを使用する。シラサエビでもよく釣れるので試してみるとよいだろう。
50cmを超える大型のブラックバスを狙うなら、リールをセットしたバス用タックルを使用する。この場合、エサは大きなブルーギルやドジョウなどを使うとよい。仕掛けも道糸3~4号と全体的に太くしておくと安心。