久田 泰洋(ひさた たいよう)
ショア、オフショアを問わず、四季折々のルアーゲームを楽しむ。タックルハウスフィールドスタッフ
釣行日/2022年10月16日
シイラといえば夏の魚というイメージが強いと思われるが、長崎県北部の平戸島、生月島では9~10月にかけて釣れるのが一般的。波止から大型のシイラが狙えるとあって、シーズンとなれば波止には多くのシイラ狙いのアングラーが竿を振る光景が見られる。
そこで問題となるのが場所取り。狭い波止だと釣り座の確保が難しい。しかも足場の高い波止だとシイラをランディングするのもひと苦労だ。そこで視点を変えボートからシイラを狙うことにしたのだが、困ったことに平戸島周辺のシイラのシーズンは強い北東風が吹く日が多く、出船率が低くなるデメリットがある。
そんななか、希少な凪の日に運よく出船できた。出られさえすればシイラを釣ったも同然だ! 胸を躍らせながら平戸沖へ繰り出した。
シイラが相手となれば、セオリーどおりにペンシルベイトを使う。サイズは15㎝前後がいい。私は『コンタクトブリット』CBP145をセレクト。フックサイズは2/0。安全を考慮してバーブレスタイプを使う。
シイラが相手となれば、セオリーどおりにペンシルベイトを使う。サイズは15㎝前後がいい。私は『コンタクトブリット』CBP145をセレクト。フックサイズは2/0。安全を考慮してバーブレスタイプを使う。
シイラはランディングしたのち船上で大暴れする。もしバーブ付きのフックが人体に刺さると大惨事は免れない。バーブレスフックだから安全というわけではないが、リスク低減のためバーブレスフックを用いるのが得策だ。
平戸島沖には、シイラが着くような浮遊物はほとんどない。ジギングをしながらひたすらシイラの回遊を待つ。ボート自体を浮遊物に見立て、シイラが寄ってくるのを粘り強く待つ。そして同船者にマダイがヒットしたときに、ついにシイラが寄ってきた!
すかさずルアーをキャスト! するとルアーの着水音に反応したシイラが遠くから真一文字にルアーめがけて突進! いとも簡単にヒット! あとはラインテンションを保ちながら距離を縮めていく。体を左右に揺らしながら激しいエラ洗いとジャンプを繰り返し、決死の抵抗を試みるもネットイン。してやったり! デコッパチで立派なオスのシイラをゲットできた!
《釣行メモ》
釣行日 | 2022年10月16日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 13時14分 |
干潮 | 06時35分 |
(平戸) |