今回も大分県蒲江沖をメインに出港する「emperor」さんにお世話になりました。
この6月~7月の梅雨時期、蒲江沖は主に夜釣りでアジや旬の乗っ込みのイサキを狙うコマセ釣りで出船します。
特に、6月は大型のアジ、7月は乗っ込みのイサキがメインとなります。
釣り方としては、関東のコマセ釣りと同様です。
外道には、オオニベの他、石鯛や真鯛、カワハギ等が釣れます。
今回は、17時00分に出港し、20分程かけて深島周りに到着し、アンカーを入れての釣り開始となりました。
開始後は潮が全く動いておらず、時折エサ取りによりエサがなくなるという状況でした。
開始してしばらくして、日没に近づくにつれ潮が若干改善されたのか、サバやウマヅラハギなどがヒットするようになりました。
そんな中で、投入して棚を取ろうとしていると、いきなり竿先をひったくるようなアタリがあり、慎重に上げてくると1.5キロ程の良型の石鯛が付いていました。
その後も、サバの猛攻やムロアジの猛攻に耐えながら日没を迎えると、イサキが食い始めました。
しかしながら、時合が短く、一瞬でイサキの時合が終わり、その後は小鯵サイズのアジがヒットするような状況となり、場所を移動しました。
移動後、しばらくして底から6mぐらいの位置で棚を取っていると、美味しい40センチ近いアジがヒットし、期待が持てそうだと感じたものの、すぐに20センチ程の中アジに変わってしまいました。
しかたないので、そのまま粘り続けます。底付近に棚を取るとカサゴがヒットし、底から7m程で棚を取ると、タカノハダイがヒットするなど、本命のイサキがヒットしないような状況でした。
そこからしばらくすると、さらにエサ取りの魚すらいなくなり、どうにもならない状況でしたので、2時前に納竿となりました。
渋いながらもなんとか6目をキャッチし、楽しい釣行となりました。
この蒲江沖の夜のコマセ釣りは7月いっぱいまでで、8月以降は落とし込みに以降しますが、外道も多彩で、何よりこの地域のアジやイサキは非常に美味しいので、おススメの釣りです。
仕掛けや釣り方等細部はこちらの個人ブログの過去記事で紹介しています。
《釣行メモ》
釣行日 | 2020年7月17日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 17時59分 |
干潮 | 23時14分 |
(鶴見) |
《使用タックル》
竿 | マッドバイパースティング240M | |
リール | 16シーボーグ300MJ-L | |
道糸 | PE3号 | |
ハリス | フロロ3~5号 | |
ハリ | チヌ針5号 |
この地域の釣りでおススメのタックルですが、一般的な真鯛竿のような5:5の調子のものよりも、少し硬めの6:4の竿の方が釣り易いです。
80号のオモリを乗せても余裕があるぐらいの竿が良いです。
また、長さは拘るなら関東のように長い竿の方が良いです。理由はほとんど置き竿にするので、長い方がうねりによる仕掛けの上下が少なく魚に違和感を与えることがないためです。
リールはダイワの300番サイズ、シマノなら1000~2000番サイズがお勧めです。
ラインはPE3号が基準です。2号にすると80号の錘を乗せるため、大型が掛かった時のやり取りが少し怖い所です。
あまり細くしても錘が大きいので、特に問題はありません。