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2016シマノジャパンカップ投げ(キス)釣り選手権 第32回全国大会

●主催/シマノ
●後援/鳥取県米子市、米子市観光協会、公益財団法人とっとりコンベンションビューロー

2016年7月2日(土)、3日(日)、鳥取県弓ケ浜において『2016シマノジャパンカップ投げ(キス)釣り選手権 第32回全国大会』が開催された。

全国で開催された地区大会およびセミファイナル大会を勝ち上がった20名に、インストラクター選抜から1名、昨年度全国大会上位入賞者3名の総勢24名によって熱戦が繰り広げられた。

全国大会に出場したキス釣りのエキスパートたち

今年の弓ケ浜はほとんど荒れることがなく、昨年同様に夏の海の様相。チャリコ(マダイの幼魚)が多く、釣れるキスのサイズは全体的に小型。大会前に荒れたことでリセットされて大会の前々日、前日は比較的好釣果が出ていたものの、それも落ち着きつつあるなかで大会初日を迎えた。良型の居場所が絞りにくい難しい状況下での戦いとなった。

予選リーグでは選手たちは8名ごとに3つのブロックに分かれて5試合を行い、釣り上げたキスの総重量によって各ブロックでの順位が決定。その順位に応じてポイントが与えられる。予選リーグ5試合の合計ポイントで総合順位が決まり、上位3名が決勝戦に進出となる。

2日に行われた第1~3試合までの結果は、昨年の覇者、吉野海洋選手が3試合すべてで1位となるパーフェクトな結果で24ポイントを獲得して暫定ながら首位に立った。

続いて鈴木剛選手、斎亘選手が20ポイントで並び、占有率の高さで鈴木選手が2位、斎選手が3位となった。その後を追うのが19ポイントの2選手で、占有率によって4位が伊藤幸一選手、5位が高橋克則選手という結果に。

そして遠投勝負に徹した草野満選手が17ポイントを積み上げて6位に食い込んだ。

野選手は、飛距離を追求した新製品『スピンパワーSC』を用いて予選リーグから遠投勝負に徹して釣果を手にした

翌日の第4試合、第5試合は早朝から激しい雨に見舞われたため、試合開始を1時間繰り下げて、2試合とも試合時間を90分から60分に短縮して競技が行われた。ただ、雨は降っても海は穏やかで連日のプレッシャーもあってタフな状況となった。

そのようななか、第4試合は3位となった吉野選手は、第5試合で再びブロックトップとなり、総合38ポイントで予選リーグ1位で決勝へ進出。第4試合で2位、第5試合で1位となり安定して高ポイントを獲得した鈴木選手が2位通過。注目の3位には第4試合でブロック2位、そして第5試合でついにブロック1位を獲得した草野選手が滑り込んだ。

予選では使用していない手つかずのエリアで行われた決勝戦は、海に向かって左からA、B、Cとそれぞれ約30mの範囲で分けられ、前半戦、中盤戦、後半戦を各30分で戦い、5分のインターバルをとって場所をローテーションしながら釣果を競う。

予選通過順に選択権があり、吉野選手がA、草野選手がB、鈴木選手がCに入り、決勝の舞台にふさわしい晴天の下で競技開始となった。

前半戦、好スタートを切ったのは鈴木選手。良型混じりで4匹、5匹、6匹と順調に連掛けに成功。ほぼ横並びの吉野選手、草野選手を一歩リードして中盤戦へ。全選手とも遠投主体となった中盤戦でも鈴木選手の勢いは止まらず、7色から6色の間を丁寧にサビいて良型混じりの多点掛けで2選手を突き放した。

決勝戦で良型を追加する鈴木選手

そして運命の終盤戦。大遠投で吉野選手、草野選手が猛追するものの、ここでも鈴木選手は安定した釣果を手にしてリードを保ったまま試合終了となった。

検量の結果、3位は草野選手で573g、2位は吉野選手で645g、そして1503gという圧巻の釣果を叩き出した鈴木選手が全国制覇の栄冠を手にした。

激戦を制した鈴木剛選手が初の栄冠を手にした。2位の吉野選手は決勝で涙を呑んだが、予選では安定した戦いぶりが光った

ジャパンカップ恒例のシャンパンファイト

ジャパンカップ投げの第8回全国大会の覇者である鈴木一正さんは鈴木選手の実父で、「親子2代で優勝したい」という夢を実現した。

◯大会結果◯

優勝 鈴木 剛 1,503g
2位 吉野海洋    645g
3位 草野 満  573g
     (敬称略)

試合の合間にはクリーンナッププロジェクトも開催された

釣り上げられたキスは米子市を通じて地元の社会福祉施設に寄贈された

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釣りぽ編集部
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釣りぽ編集部スタッフです。釣りに役立つリポートをお届けします。 tsuripo.com

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