釣りの疑問にベテランや『レジャーフィッシング』編集部が回答。※レジャーフィッシングに掲載された『釣りの疑問』をWEB用に修正したものを掲載しています。
質問:
投げ釣りに興味があります。思い切って並継竿を買おうと思うのですが、カタログを見るとシマノ『サーフランダー』には305、335、365、405と長さに種類がありました。どう選ぶものですか? (香川県高松市/腰砕けキャスター)
回答:
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日置 淳さん/(ひおき じゅん)大阪府在住。キスやカレイをはじめ、四季折々のターゲットを求めて日本全国を釣り歩く。シマノインストラクター、オーナーばり・フジワラフィールドテスター
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おおよその長さは身長で決定
自分に合った投げ竿は、自分の身長でおおよそ選択する長さが決まってきます。ご質問にある『サーフランダー(並継)』は、長さおよび硬さから、計10アイテムという豊富なラインナップの中から最適なものを選択できます。
成人男性で身長が170cm前後の方であれば、405という選択がよいでしょう。これは竿に装着されているリールシートから竿尻までの長さが関係します。
竿の硬さによって異なりますが、405であればリールシートから竿尻までの長さは各アイテム76cmから84cmに設定されています。この長さが身長170cm前後の方には最適な長さなのです。
ただ、最近はライトな投げ釣りもトレンドですので、それ以下の長さの365という選択でも問題ありません。405よりも軽くて取り回しがいいので、快適な投げ釣りが展開できます。
しかし、最長飛距離のことを考えれば405のほうが有利なのは間違いありません。あとは、使用するオモリの号数によってロッドの硬さを選択します。
ロッドの硬さは使用するオモリで決める
使用するオモリの重さが25号くらいが多いようであれば、DXかEXの選択。27号以上を使用するのであれば、CXかBXの選択となります。
これから投げ釣りをはじめようと思っておられるのであれば、23〜25号程度のオモリが扱いやすいと思いますので、DXかEXを選択すれば問題ないでしょう。
シマノ『サーフランダー』(並継) 日置さんの解説にあるように、ショートからミドルまでラインナップ。投げやすさを追求した、並継竿入門に最適なモデルだ。サーフランダー《並継》