第2回 ダイワ銀狼カップ2017 全国決勝大会

シェアする

About Author

銀狼カップ 入賞者

●主催/グローブライド

2017年10月14日(土)・15日(日)の2日間に渡って、広島県尾道市しまなみ諸島で『第2回ダイワ銀狼カップ2017 全国決勝大会』が開催された(13日(金)には前夜祭を開催)。

全国10会場で開催された地区大会を勝ち抜き、さらにブロック大会や2回戦(沖縄・東北)を勝ち抜いた14名に、シード選手2名(前年度大会の優勝・準優勝者)を加えた16名が因島に集合。2日間に渡って熱い激戦を繰り広げた。

予選リーグ

予選リーグは16名の選手が4名ごとの4グループに分かれ、総当りのリーグ戦を行う。3試合の勝敗による勝ち点の上位1名が準決勝トーナメントへと進出できる。

対象魚はチヌ(キビレ含む)。地元情報により時期的な問題で検量対象サイズは30cmから25cmに変更となった。それもあって各グループごとに予想以上の釣果が上がり、予選リーグは大いに盛り上がった。

潮流の変化の多いしまなみ諸島だけに、潮によってチヌの活性も大きく変化する。これを読み取れるかも勝敗の分かれ目となった。

全3試合を終えて、全勝の勝ち点9を決めたのが第1グループ1位・幸田武志選手と第4グループ1位・横路幸治選手。幸田選手は木村公治選手との同点での最終試合を制しての勝ち上がりだった。

第2グループは2名が勝ち点で並ぶ展開だったが、総重量の差で外輪勝也選手が勝ち抜け。第3グループは3選手が並ぶハイレベルな戦いだったが、釣果構成比で内波佑太選手が勝ち上がった。

この日の夜の中夜祭では準決勝の組み合わせを決定した。

銀狼カップ 準決勝進出

準決勝トーナメントに進出を決めた4選手。左から内波佑太選手、横路幸治選手、外輪勝也選手、幸田武志選手

銀狼カップ 抽選

準決勝の組み合わせは抽選で決定

準決勝トーナメント

準決勝トーナメントは内波選手 vs 横路選手、外輪選手 vs 幸田選手の対戦。

内輪選手と横路選手

外輪選手と幸田選手

この日は雨・風が強くなる予報だったため、港(因島マリーナ)周辺の磯を使っての試合となった。

午前6時半、準決勝が開始された。

昨年大会3位で、今年こそはとリベンジに燃える内波選手と地元芸予諸島で銀狼カップの頂点に立ちたいと言う横路選手の試合は「ハッカン松島」で行われた。

両者とも棒ウキを使用するスタイルでチヌを狙う。まず竿を曲げたのが横路選手で良型をキャッチ。続いて2匹めをキャッチしたところで、ほぼ同時に内波選手もチヌをキャッチ。

しばらくして2選手同時にヒットしたが横路選手はバラシ。内波選手はキャッチして2匹で並んだ。しかし、前半終了間際に横路選手にチヌがヒットし、横路選手3匹、内波選手2匹と横路選手がリードして折り返した。

後半開始してすぐに横路選手が1匹追加し4匹目。その後は向かい風が強くなり釣りづらい展開となった中で内川選手にチヌがヒットし3匹目。これで1匹差なので勝敗はまだわからない。

しばらくヒットが無くなる中、横路選手が竿を曲げた。すぐにチヌに根に潜られてしまうも、この貴重な1匹を粘りの釣りで根から引き出した横路選手は5匹目をキャッチ。これで勝負有り。

内波選手2,250g(3匹)に対して横路選手3,612g(5匹)で横路選手が決勝トーナメントへと勝ち上がった。

外輪選手と幸田選手の試合は「馬神クズレ」で開催。幸田選手2,170g5匹に対して外輪選手は1,182g2匹で、幸田選手が決勝戦の舞台へと勝ち進んだ。

横路 銀狼カップ 準決勝

準決勝で竿を曲げる横路選手

両型のチヌをキャッチ

内波 銀狼カップ 準決勝

内波選手も竿を曲げていったが昨年と同じ3位に

準決勝での幸田選手の釣果

準決勝での横路選手の釣果

決勝トーナメント

決勝進出を決めた幸田選手(左)と横路選手

横路選手と幸田選手の対戦となった決勝トーナメントの舞台は「宿根(スクネ)島北」。9時45分、決勝トーナメントがスタートした。

横路選手は棒ウキ、幸田選手は水平ウキという異なるスタイルでの対戦。潮が右に流れる中、両選手ともになかなかヒットしない。横路選手にヒットしたものの惜しくもバラし。静かな時間が経過していく。

均衡が破れたのは開始30分が経過した頃。少し沖を狙った幸田選手が竿を曲げてチヌを釣り上げた。

横路選手は仕掛けをこまめに変更するなどしたがチヌを手にしないままハーフタイムを迎えた。

決勝戦、最初にチヌを釣り上げたのは幸田選手

後半開始直後に幸田選手が竿を曲げるもバリ(アイゴ)。一方の横路選手は速くなった右への潮の中で待望の1匹目のチヌをヒットさせた。

さらに同じ潮を狙って2匹目をキャッチ! このまま勢いに乗るかと思われたが、すぐにヒットしていた潮が緩んでしまいアタリが遠のいた。

そんな中、幸田選手が竿を曲げて2匹目のチヌをキャッチ! 2匹ずつで並んでまだ勝負は分からないところだ。

ラスト15分となったところで、大きく釣り座を左に移動していた横路選手にチヌがヒット。シモリに走っていったが無事に取り込んだ。「ハリスを1.5号に上げておいてよかった」とつぶやきながらうれしい3匹目のチヌをキャッチした。

リードされた横路選手だが後半に良型をキャッチしていく

横路選手3匹、幸田選手2匹で迎えたラスト5分。ここでなんと幸田選手がチヌを追加! これで同匹数となった。全体的なサイズは横路選手の方が大きいが、幸田選手があと1匹追加すると逆転も可能! 最後まで緊張感漂う好試合となった。

良型を手にした横路選手

やがて試合終了の合図。港に帰っての検量では、横路選手が2,788gに対して幸田選手は1,966g。横路選手が地元でのうれしい初優勝を決めた!

決勝戦で釣り上げたチヌ。同匹数の激戦となった

横路選手の勝利を拍手で祝う幸田選手

◎《大会結果》◎

優勝 横路幸治
2位 幸田武志 
3位 内波佑太
3位 外輪勝也 
(敬称略)

入賞者にはトロフィーや盾、副賞が送られた

優勝者・横路選手

銀狼カップで全国制覇したかったのでうれしいです。予選を突破するのが難しいので、ブロック大会進出が決まってからは(会場の)牛窓に毎週のように通い決勝大会に進出することができました。

(決勝大会会場の)ここの磯は近場でよく知っており、大会で上がった磯も地形がわかっているので自信を持って釣りができました。ただどの試合も厳しい試合でした。

準決勝は魚の動きが見えるような感じがして、思うような釣りができました。潮が動くとゆっくり入れていくとヒットし、潮が止まった時はゆっくり入れた後に底を引いたりするとヒットしてきました。

決勝戦は勝てる気がしなかったですが、「潮がついている」と自信を持ってやっていきました。試合中に声を出していたのは、緊張したら思うような釣りができなくなるのを知っているので、自分で自分に思い込ませるためです。

今回の優勝はやはり家族に一番に伝えたいです。

《横路選手のタックル》

竿:銀狼王牙AGS 0.4号-53
リール:銀狼LBD
道糸:アストロン磯ガンマ 1500 1.35号
ハリス:タフロングレイトZカスタム EX 1.25〜1.5号
ウキ:棒ウキ

大会ギャラリー

横路選手が使用した集魚材

幸田選手の集魚材



シェアする

フォローする