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レバーブレーキを使用したスピニングタイラバ釣法について

めじろん号

釣歴30年、得意なジャンルはキスの投げ釣りと船釣り全般です。特に、最近は全国各地でタイラバで遊んでます。メインフィールドは北部九州及び北海道です。海、淡水問わずいろいろな釣りにチャレンジし、特に、海釣りにおいては北海道のタイラバの普及、レバーブレーキを使用したスピニングタイラバの普及等に力を入れてます。

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【レバーブレーキリール購入時の注意点】

よくネットでレバーブレーキリールを紹介しているサイトでは、安い商品をお勧めとしていますが、これは安物買いの銭失いになるので注意が必要です。

これは、レバーブレーキリールは高い商品と安い商品では、ローターの材質や細部の作り、使用している部品等が異なるからです。

高い商品はローターが軽くて逆回転させるときにほとんど抵抗にならないのに対して、安い商品はローターが重く、フカセ釣りで使う分には問題ないのですが、タイラバのようにシビアなフォールを意識する釣りでは、材質の違いによるフォールへの影響が大きな問題となります。

 

そのため、購入するなら少なくともフラッグシップモデルに準ずるモデル以上の商品を購入した方が、長い目で見ても壊れにくく、メンテナンス等の費用もかからずお得です。

(ダイワ製品なら『鏡牙LBD』や『モアザンLBD』『トーナメント ISO LBD』、シマノ製品なら『BB-Xテクニウム』等)

 

お勧めは前述したように、ローギアのリールがお勧めですが、キャストを多用する場合、特に水深が20m以浅の場合などは、ハイギアがお勧めです。

ダイワ『17モアザン』

【レバーブレーキを使用したスピニングタイラバの注意点】

この釣りはハンドルの形状と使用するルアーの形状でフォールの良し悪しが決まります。

具体的には、レバーブレーキを使用したスピニングリールの実釣動画でハンドル(シングルハンドル)がすごい速度で回っているのを見たことがある人もいると思いますが、これはフォールのメリットを活かせていません。

 

多くの人がフォールスピードを制御するためにレバーブレーキを使うと考えますが、これはあくまで前提として、

「フォールの速度を安定的にコントロールできる状態で、このレバーブレーキを使用したフォールを行うことでヒット率が従来のスピニングリールのタイラバに比べ上がる」

ということです。

 

みなさんが見たことがある動画のように、勢いよくシングルのハンドルが回っている状態で、うっかりテンションをかけないで着底させると、その瞬間にバックラッシュします。

スピニングのバックラッシュは経験したことがある人はわかると思いますが、ラインが1回でダメになります。(バーティカルで発生しやすいです。)

 

では、フォール速度を安定的にコントロールできる状態にするにはどうすれば良いかというと、フォール速度をハンドルの形状とルアーの形状等で軽減し、レバーで操作しやすい状態にするのです。

ドテラで使うのであれば、潮が効いていれば潮の横の動きでフォール速度が勝手に調整されますので、もっとフォール速度の調整がしやすくなります。

 

レバーのみでフォール速度を調整するのは本当に大変です、特に最近のダイワ製品に搭載されているバイターボブレーキはブレーキが効きやすいため、非常に速度調整が難しいです。

従来のフカセ用やシーバス用のLBDのブレーキの効き方がじわじわと効いていくのでこの釣り方にはお勧めです。

ハンドル交換でフォール速度を調整

フォール速度の調整を容易にするために、私がお勧めするのはハンドルをシングルハンドルからダブルハンドル、もしくはカウンターバランス付きのシングルハンドルへの交換(リブレ製品等)です。

 

このハンドル変更の理由は、通常のシングルハンドルでは、タイラバやジグの重さが増えれば増えるほど勢いよくハンドルが回転するので、そのスピードを調整するために、ハンドルの重さを利用してエンジンブレーキをかけるように、フォール速度を調整します。

本当にこのハンドルの交換だけで、釣り易さやフォールでのアタリが増えるのでお勧めです。

 

前述したネジ固定式のハンドル(ダイワの18尾長モンスター4000LBD等)では、ハンドル交換の選択肢が極端に少ない(作っているメーカーがほとんどないので、昔のパーツ等を流用するのみ)ので、ねじ込み式のハンドル(トーナメント ISOなら3000番クラスのハンドル等)が付いている製品を購入した方が良いです。

 

なお、時々勘違いしている人が多いのですが、「レバーブレーキを使用して大物とのやり取りをする」、これをするとリールが破損します。

特に、青物や大型真鯛の走りをレバーブレーキを使用して止めようとするとブレーキのみだけではなく、その他の部分にもダメージが出たり、怪我をする可能性もあります。高い修理代を払ったり、病院に行きたくなければ試さない方が無難です。

スペック上ブレーキ力が10キロほどあっても、魚が走る時にかかる力は10キロをゆうに超えるので、その勢いを止められません。

【レバーブレーキを使用したスピニングタイラバの具体的な釣り方】

普通のスピニングリールを使用したスピニングタイラバと大きく違いはありません。

私自身、この釣り方をやっている理由としては、もともと私のバーティカルのスピニングタイラバの完成形がこの釣り方で、この釣り方でないと自分の思うような釣りを展開できないからです。

細部は、バーティカルのスピニングタイラバの記事等をご覧ください。

 

ちなみに、この釣り方を知り合いの船長にやってもらったところ、感想として「思った以上にやり辛く難しい」でした。

 

慣れない内は、レバーが邪魔でキャストしづらかったり、レバーの操作に手間取ったりしますが、慣れてくるとその効果を実感し手放せなくなります。

浅い所でキャストして使う場合は、着水した瞬間にベールを戻してレバーブレーキを使用してテンションをかけてのカーブフォール、着底したら巻き上げ、そしてンションをかけてのカーブフォールの繰り返しです。

深い所で使う場合は、最初はフリーフォール、着底後巻き上げ、レバーブレーキを使用してテンションフォール、巻き上げの繰り返しやフリーフォールの繰り返しで魚を焦らして、レバーブレーキを使用してテンションフォールすると、その後の巻き上げで一発で食ってくることが非常に多かったです。

当然、フォールでも食うことが多く、投入後にフリーフォールさせて巻き上げ、テンションフォールをして、いきなり糸ふけが出てヒットすることも多かったです。(北海道の大型の黒ソイには特に有効でした。)

スピニングタイラバで釣れたクロソイ

レバーブレーキを使用したスピニングタイラバで釣れた40cmオーバーのクロソイ

レバーブレーキを使用したスピニングタイラバで釣れたアイナメ

【結言】

このレバーブレーキを使用した釣り方は、道具は高いし、慣れないとやり辛いのでかなり敷居が高いと思いますが、慣れると釣り方の幅が非常に大きく、広くなり、もっと多くの魚をキャッチできる釣り方だと確信しています。

この釣り方を始めた当初は、他誌の誌面などでも紹介していただくこともありましたが、マニアックな記事なので自分以外誰もやらないだろうなと思いつつも、レバーブレーキを使用したタイラバの魅力や釣り方を公開してきて、最近ようやく大手メーカーの方もその魅力に気づいてくれて嬉しい限りです。

まだまだ既存の道具を利用してこの釣り方をやっていくしかない状態ですが、今後ライトジギングやタイラバなど多くの釣りに応用できるようレバーブレーキリールもいろんなラインナップが出ると楽しいのにと思います。

今後も「釣りぽ」等でこの釣り方の魅力を紹介していきたいと思います。

 



 

 

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